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貝塚2023年06月03日 18:12

貝塚(かいづか, shell mound)は海岸や湖岸付近に居住した古代の人々が、食料として貝を多量に捕食し、その貝殻を他の不用品とともに一定の場所に投棄し、その結果として貝殻が層をなし、堆積して現在まで残ったものである。

概要

貝塚は縄文時代における海浜・湖沼の周辺の単なるごみ捨場ではない。たとえばアイヌは、狩猟による獣類、漁撈による魚などを食した後、その骨類をそれぞれ一定の場所に捨てたあと、それらの霊を祀り、重要食料資源として再生することを祈願していた。

出土例

  • 入江貝塚 - 北海道虻田郡洞爺湖町高砂町
  • 幸田貝塚 - 千葉県松戸市幸田2丁目
  • 八王子貝塚 - 愛知県西尾市錦城町229 西尾市資料館

参考文献

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