月廻古墳群 ― 2025年06月10日 00:22
月廻古墳群(つきさここふんぐん)は島根県松江市にある小型・円墳、方墳の古墳群である。
概要
丘の上にある20基以上の古墳群である。弥生時代から玉作りが始まり、古墳時代には玉作りの中心地となった。 14号墳から龍虎鏡や碧玉製管玉3、7号墳から鉄槍1や鉄剣1、刀子1が出土した。 4号墳は方墳で木棺から、副葬品として紫水晶製勾玉、碧玉製管玉、ガラス製小玉が出土した。現在は住宅団地となっている。
規模
10mから15mの17基の小型・円墳、方墳の古墳群である。
遺構
出土品
- 龍虎鏡
- 碧玉製管玉3
- 鉄槍1
- 刀子
- 紫水晶製勾玉
- 碧玉製管玉
- ガラス製小玉
築造時期
- 5世紀 古墳時代中期、
指定
アクセス等
- 名称:月廻古墳群
- 所在地:島根県松江市
- 交通:
参考文献
- 松江市史編集委員会(2012)『松江市史 史料編2』松江市
おじょか古墳 ― 2025年06月10日 00:35
おじょか古墳(おじょかこふん)は、三重県志摩市にある5世紀後半の横穴式石室墳である。
概要
三重県東部の太平洋の岬の丘陵台地上に築造された古墳群の一つである。長さ約2.9m・幅1.7~2.15m・高さ約1.4mの玄室に、「ハ」の字形に開く羨道が付く。 土生田純之はおじょか古墳と九州北部の有明海沿岸地域との関係を指摘した。「筑肥型」石室の技術者の中に朝鮮半島出身者が含まれた可能性も指摘される。橋本達也は甲冑などを中心とする武装具や鏡は、古市や百舌鳥が中心になる近畿中央政権との関係を表していると指摘する。
調査
1967年(昭和42年)に阿児町教育委員会の発掘調査が実施された。
遺構
埋葬施設は横穴式石室で、西南西方向に開口する。石室全長6m、最大幅2m。 「北部九州型」「肥後型」の両方の要素を併せ持つ。
遺物
大正時代以降に耳環、珠、馬具、銅椀、、刀子、金糸、須恵器、農具、埴製枕などが発見された。方格T字鏡は直径148cmから149cm、厚さは内区で1.5mm、外区で3.5mmである。 短甲は三角板鋲留甲で中央政権との関係にもとづく配布品とみられる。埴製枕は、被葬者の頭を乗せる土製の枕であり、高さ約28.5cm・幅約32.6cm。出土埴製枕は三重県指定有形文化財である。
- 方格T字鏡
- 珠文鏡
- 半球型飾金具
- 刀 14
- 剣 3
- 槍 2
- 鉾 1
- 鏃 56
- 短甲 9
- 斧 5
- 刀子 2
- 漆塗網代状木製品
指定
- 1969年(昭和44年) 三重県指定史跡
- 1995年(平成7年)3月13日 埴製枕が三重県指定有形文化財に指定
アクセス
- 名称:おじょか古墳
- 所在地: 〒5170504 三重県志摩市 阿児町志島512-1
- 交 通:近鉄志摩線「鵜方駅」から「志島」行きバス20分「志島」下車すぐ
参考文献
- 志摩市教育委員会(2016)『おじょか古墳発掘調査報告書- 金属製品編』
- 志摩市教育委員会(2018)『おじょか古墳と五世紀の倭』
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