六日町藤塚遺跡 ― 2025年10月25日 00:03
六日町藤塚遺跡(むいかまちふじつかいせき)は新潟県南魚沼市にある古墳時代中期から後期前半の遺跡である。
概要
新潟県南東部、庄之又川の扇状地にあり標高は約180mにある遺跡である。6世紀前葉の古墳時代後期、7 世紀後半から8世紀初頭の飛鳥時代から奈良時代、10~11 世紀の平安時代の遺構・遺物が検出されている。調査前は水田である。
調査
第一次調査は2017年5月22日から11月21日まで、第二次調査は2018年4月26日から12月13日まで、第三次調査は2019年5月22日から9月19日まで行われた。第一次調査では土器と臼玉を検出した。第二次調査では竪穴住居1棟と平地建物5棟、土器集積遺構を検出した。建物内から土師器の杯、小型壺、甕、甑、鉢、丸玉、臼玉が検出された。周堤帯は幅180cmから320cm、高さ15cmから25cmである。竪穴の切削排土を利用して作られたと思われる。土は黒褐色シルト、褐色砂、砂礫、灰黄色シルトである。A区ではⅨ層とⅩⅡ層が古墳時代の包含層である。遺物は土器集積遺構に集中する傾向がある。土器から湯取り法炊飯がうかがえた。また甑から湯釜での蒸し調理もあったとみられる。土器から活動の開始は5世紀後半と見られる。
子持勾玉
令和4年度調査で、子持勾玉が検出された。長さ8.3cm、厚さ3.2cm、重さ158gである。複数の突起状の勾玉が付いている。祭祀で用いられたと考えられている。
遺構
- 竪穴住居
- 平地建物
- 土器集積遺構
- 土坑
- 溝
- ピット
- 自然流路
遺物
- 土師器
- 須恵器
- 鉄製品
- 土器
- 陶磁器
- 砥石
- 土錘
- 石製模造品
- 管玉
- 臼玉
- 勾玉
- 丸玉
- 砥石
- 柱根
- U字形鋤鍬先
- 鉄鏃
- 刀子
展示
考察
指定
アクセス等
- 名称 :六日町藤塚遺跡
- 所在地 :
- 交 通 :
参考文献
- 新潟県教育委員会(2022)『六日町藤塚遺跡第一次から第三次調査』新潟県埋蔵文化財報告書第291集
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