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八稜鏡2024年06月21日 00:11

八稜鏡/明治大学博物館

八稜鏡(はちりょうきょう)は中国の唐代に盛行した鏡の縁が八弁菱花形の銅鏡である。

概要

日本の奈良時代には唐鏡の文様を取り入れ、柔らかい表現で旋回して配した構図が一般的となった。唐鏡における稜形鏡・花形鏡には、八稜・六稜、八花・六花形がある。本作は紋様は円形形の段差により内外に二分される。中央の紐が大きく、内区に飛馬に乗る神仙や神仙が住む蓬莱山が表される。写実性・装飾性に富んだ図柄となっている。外側の区画には植物紋が配置される。

考察

参考文献

  1. 坂本太郎, 井上光貞,家永三郎,大野晋 (1994)『日本書紀』岩波書店