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江津湖遺跡群2025年09月02日 00:36

江津湖遺跡群(えづこいせきぐん)は熊本県の江津湖の東側に広がる縄文時代から近世にかけての遺跡である。

概要

江津湖遺跡群は阿蘇山を起源にもつ火砕流台地である託麻台地上に位置する。上江津湖・下江津湖から標高13m前後の台地岸辺部に分布する遺跡である。江津湖遺跡群は、縄文時代、弥生時代、古墳時代から古代、中世に至る遺跡として以前から知られていた。現在までに上江津遺跡(上江津湖湖底遺跡)、古屋敷遺跡、上ノ門遺跡、泉ケ丘小学校校庭遺跡、陣内城跡、陳内石棺、水源地遺跡(水源地周溝墓群)、中ノ島遺跡(下江津湖湖底遺跡)、苗代津遺跡、広木遺跡(広木方形周溝墓)の各遺跡が認識されている。弥生時代早期から前期にかけての資料が江津湖遺跡群、三王遺跡、良町二石遺跡群、下江津湖周辺の遺跡で検出されている。弥生時代初頭頃の土器や石器が出土する。 1972年から本格的調査が始まり、これまでに約20基の周溝墓が見つかっている。安山岩の板石を組み合わせた箱式石棺で、長さ1・7m、幅34~48cm、高さ約35cmである。石棺の1つから鉄製の短剣などの副葬品が見つかった。さらに石棺の内部からは女性と見られる頭蓋骨や首の骨の一部、それに鉄製の短剣や、手斧とよばれる工具など5点の副葬品が見つかった。4点の鉄製品が副葬されている箱式石棺は珍しい。

発掘調査

江津湖遺跡群で、1600年前(古墳時代中期)の方形周溝墓とその埋葬施設である石棺が出土した。1つの方形周溝墓から安山岩板石を組み合わせた残存状態が良好な箱式石棺が2基出土した。現地表下180㎝。石棺は西側が1号石棺、東側が2号石棺で、1号石棺は内法で長さ170㎝、幅42~48㎝、2号石棺が長さ170㎝、幅34~43㎝で、内部から人骨・副葬品が出土した。1号石棺では短剣・ヤリガンナ・手斧・刀子が副葬されていた。2号石棺では副葬品はなかった。両石棺とも蓋石の内側や棺内はベンガラが塗られている。1号石棺は長さ170cmm、幅42cm~48cm。1号石棺の人骨は身長1m40cmほどの女性とみられる。2号石棺は長さ170cm、幅34~43cmである。

竪穴建物

1号竪穴建物は南北辺5m10㎝、東西辺4m40㎝である。竪穴の中央で焼土を伴う地床炉が検出された。出土遺物として甕類、高坏がある。2号竪穴建物は東側が調査区外で、焼失家屋と見られる。出土遺物として甕・鉢・器台・脚土鉢がある。4号竪穴建物は長軸で5.8mほど、短軸で5.6mで面積は約32.5㎡ほどとなる。出土遺物は甕8点、高坏6点、甑2点である。

遺構

  • 方形周溝墓
  • 箱式石棺

遺物

  • 短剣
  • ヤリガンナ
  • 手斧
  • 刀子

展示

所在地等

  • 名称:江津湖遺跡群
  • 所在地:熊本県熊本市東区水源1丁目1番1号
  • 交通:

参考文献

  1. 熊本県教育委員会(2008)「江津湖遺跡群 健軍京塚下遺跡」熊本県文化財調査報告第245集

盒子2025年09月02日 19:45

盒子(こうし、かふし、ごうす)はふたが付いた小さな容器である。

概要

中国語で箱や小箱の意味と言われる。「香合」の別名とも言われる。 蓋の付いた小型の容器を盒子という。素材は木製や金属製、紙製などがある。

古墳時代

平面形が円形のものと楕円形のものがある。古墳時代には石でつくられた盒子が古墳に副葬されるようになる。古墳時代前期から中期にみられるが、緑色をした碧玉や淡緑色の緑色凝灰岩、滑石などでつくられる。分布は近畿地方を中心とし、東は愛知県から西は岡山県に及んでいる。

正倉院

正倉院では盒子を「合子」とし、宝物を入れる蓋付きの容器である。銀平脱合子 第1号(北倉 25)は碁石の容器である。槻薬合子(北倉 109)は龍骨を入れるケヤキ製の蓋付合子である。

出土

  • 石製盒子 - 出土地不詳、古墳時代前期、天理参考館
  • 盒子 - 島の山古墳、奈良県磯城郡川西町唐院、4世紀末葉、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  • 石製盒子 - 佐味田宝塚古墳、奈良県北葛城郡河合町、4世紀後半
  • 銀平脱六角盒子 伝韓国慶尚南道出土、統一新羅時代・8世紀、東京国立博物館
  • 青花人物花鳥文盒子 景徳鎮窯、17世紀、京都国立博物館

参考文献

奈良県立万葉文化館2025年09月02日 20:01

奈良県立万葉文化館

奈良県立万葉文化館(ならけんりつまんようぶんかかん)は奈良県高市郡明日香村にある万葉文化を紹介する博物館・美術館である。

概要

2001年9月15日に開館した「万葉」の歴史と文化を紹介する博物館である。『万葉集』を中心とする古代文化に関する総合文化拠点となっている。日本の古代文化に関する調査・研究機能、万葉に関する文化の振興を図る展示機能(万葉ミュージアム)、万葉集に関する情報の収集提供を行う図書館・情報サービス機能をもつ。 飛鳥寺の近くにあり、付近は飛鳥歴史公園甘樫丘地区として整備されている。館内に飛鳥工房遺跡などを復原展示している。

展示

1階

  • 企画展示室
  • 日本画展示室
  • 展望ロビー・映像ホール
  • 炉跡群の修復展示
  • 万葉図書・情報室
  • ミュージアムショップ
  • カフェ・レストラン

地下1階

  • 一般展示室
    • 万葉劇場
      • 人形、映像、アニメーションなどの複合的な手法で紹介する劇場空間
    • 歌の広場
      • 海石榴市をはじめ東市、西市、軽市などをイメージした古代の市空間を再現
    • 万葉おもしろ体験
      • 万葉びとの生活などについて、インタビュー形式で対話
  • 特別展示室
    • 飛鳥池工房遺跡の発掘成果を時代背景とともに展示

アクセス等

  • 正式名称: 奈良県立万葉文化館
  • 開館時間 : 10:00~17:30 ※入館は17時00まで
  • 入館料 : 一般 無料 ※特別展等は別途料金
  • 休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)、年末年始、展示替日
  • 所在地 :〒634-0103 高市郡明日香村飛鳥10
  • 交通 :近鉄 橿原神宮前駅東口又は飛鳥駅から
    • 明日香周遊バス(かめバス・約20分弱)「万葉文化館西口」下車すぐ
  • 特記事項: