宮畑遺跡 ― 2025年07月10日 00:13
宮畑遺跡(みやはたいせき)は福島県福島市にある縄文時代の遺跡である。
概要
JR福島駅から北東に6kmの台地上にある遺跡である。縄文中期、縄文後期、縄文晩期の3つの時期の集落が検出された。縄文中期の集落では意図的に21棟を焼いていた。 縄文後期前葉では敷石住居に変化し、後期中葉から集落規模が拡大する。集落の一角で注口土器や土偶の祭祀が行われた。後期後葉から晩期前葉にかけて集落は縮小した。晩期では掘立柱建物が環状にめぐる。その外側では幼児墓の埋甕が十数基埋葬される。
調査
遺構
- 竪穴建物
- 柱穴
- 土坑
- 埋甕
- 竪穴建物
- 敷石住居
- 掘立柱建物
- 土坑
- 溝
- 埋甕
遺物
- 縄文土器
- 石器
- 石製品
- 土製品
指定
展示
考察
縄文時代後期後葉から晩期前葉に集落が縮小したのは、気候変動の影響が想定される。
アクセス等
- 名称: 宮畑遺跡
- 所在地:福島県福島市岡島字宮畑
- 交通:
参考文献
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2025/07/10/9787878/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。