昼神車塚古墳 ― 2025年09月25日 00:02
昼神車塚古墳(ひるがみくるまづかこふん)は大阪府高槻市にある古墳時代の前方後円墳である。
概要
天神山丘陵の丘陵南端に立地するた北向きの前方後円墳である。前方部が後円部よりやや高い。前方部は復元整備されている。前方部の発掘調査により巫女や角笛をもつ狩人、猪を追う犬、猪形埴輪など狩猟祭祀を表現したとみられる埴輪列が出土した。標高約17.5m、周辺宅地からの比高約5mである。現在の立地は上宮天満宮の境内に含まれる。太田茶臼山古墳などの埴輪と同じ窯で作られた。墳丘は丘陵南端につくられた弥生時代の墓地の上に高さ約4.5mの盛土をしている。上段のテラスには人頭大の川原石を敷き、中段のテラスには埴輪を2列にならべた。古墳の下を府道が通っている。三島古墳群の中では新しい古墳である。出土した埴輪は高槻市の今城塚古代歴史館に保管・展示される。和田晴吾(2025)によれば、昼神車塚古墳での墳丘側面での埴輪の列状配置は、石室採用後に墳丘側面の出入口に併せて、行われる様になったとする。
調査
1969年、島上高校地歴部によって測量調査される。1976年2月調査。1976年から1978年、車塚古墳調査会が前方部端を発掘調査する。
規模
- 築成 前方部:3段
- 墳長 56m
- 後円部径 径30m 高8m
埴輪
- 円筒埴輪円筒Ⅴ式(新相)
- 葺石 あり
遺構
遺物
築造時期
- 6世紀中頃の古墳時代後期
展示
- 今城塚古代歴史館
考察
指定
- *アクセス等
- 名称 :昼神車塚古墳
- 所在地 :大阪府高槻市天神町1丁目 上宮天満宮境内
- 交 通 :JR東海道本線「高槻駅」より徒歩約8分
参考文献
- 車塚古墳調査会(1978)『昼神車塚古墳発掘調査概要(現地説明会資料)』
- 和田晴吾(2025)『古墳と埴輪』岩波書店
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