神戸市埋蔵文化財センター ― 2024年06月08日 00:59
神戸市埋蔵文化財センター(こうべしまいぞうぶんかざいせんた)は西神ニュータウンや市内各地の遺跡や遺物を調査・整理・収蔵を行う神戸市文化財の中枢機能をもつ施設である。
概要
神戸市内には五色塚古墳や大歳山遺跡、吉田遺跡や元住吉山遺跡など、学術的に有名な遺跡施が多数ある。施設の大部分を公開し、埋蔵文化財を通して神戸の歴史を知ることができる場所である。約160万年前のアケボノゾウが復元展示される。高塚山1号墳の横穴式石室を展示する。
展示
- 常設展示室(2階)
- 神戸で発見された遺物が約700点展示される。
- 土偶 長田神社境内遺跡、縄文時代晩期末~弥生時代前期初め
- 縄文土器 都賀遺跡、約8000年前の縄文時代早期の押型文土器
- 石斧 市内各遺跡、縄文・弥生時代
- 青銅鏡 松本遺跡、弥生時代後期
- 北青木銅鐸 北青木遺跡、弥生時代中期
- 磨製石剣 新方遺跡、弥生時代前期
- 2号鏡 三角縁吾作四神四獣鏡、 西求女塚古墳、古墳時代前期
- 三角縁三神一仏四獣鏡 塩田北山東古墳、古墳時代前期
- 弥生時代の竪穴住居(復元)
- 円筒形の埴輪 住吉東古墳、6世紀はじめ
- 特別展示室(1階)・
- 企画展示室(2階) 企画展示室では様々な企画展示が年3~4回行われる。
- 収蔵展示室 収蔵展示室の周囲はガラス張りで収蔵庫に展示する約5,000点の出土遺物をガラス越しに見ることができる。
諸元
- 名 称:神戸市埋蔵文化財センター
- 開 設:1991年(平成3年)9月13日
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)
- 開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料:無料(特別展の場合は別に定めます)
- 所在地: 〒651-2273 神戸市西区糀台6丁目 西神中央公園内
- 交通:地下鉄西神中央駅下車 徒歩8分
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