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大田原市なす風土記の丘湯津上資料館2024年07月19日 00:06

大田原市なす風土記の丘湯津上資料館(おおたわらなすふどきのおかゆつがみしりょうかん)は国宝に指定されている那須国造碑の建立と発見をテーマに展示を行う資料館である。

概要

那須国造碑が建立された時代背景や江戸時代の徳川光圀による侍塚古墳発掘の業績のほか、市内の遺跡や発掘調査出土品も紹介する。  資料館付近には、国指定史跡の下侍塚古墳・上侍塚古墳があり、また、車で約10分のところには、那須の古代文化を紹介する那珂川町なす風土記の丘資料館がある。

常設展示

テーマを「よみがえる那須古代文化の軌跡」として、導入展示で周辺の地形や文化遺産の分布を概観し、縄文時代から奈良・平安時代にわたり5つのテーマを取り上げ、全体として那須の古代文化を概観できる。

Ⅰ導入展示

「なす風土記の丘」及びその周辺を含む地形模型により、那須の地形の特徴や史跡の分布を概観する。

Ⅱ 那須の縄文人

三輪仲町遺跡竪穴住居(復元・実物大)

Ⅲ 巨大墳墓の時代

那須では3世紀末ごろから5世紀初めころ質量ともに優れた副葬品をもつ前方後方墳  が、狭い範囲に集中して次々に築かれます。また、6世紀後半ごろには、横穴式石室を埋葬施設にもつ前方後円墳が各所に築かれた。川崎古墳石室(復元・実物大)。

Ⅳ 古墳の終末と仏教文化

那須では7世紀に入ると、大型の古墳にかわり小円墳や横穴墓が一定の場所に群をなしてつくらた。唐御所横穴墓、浄法寺廃寺跡

Ⅴ 新しい政治と地方の文化

那須は律令制の成立に伴って、下野国那須郡として新しい政治体制に組み込まれ、資料館の東側 には、那須郡の役所である那須郡衙が設置された。那須官衙遺跡、正倉。

Ⅵ 都への道 東山道

奈良時代、中央政府は律令に基づく政治を地方にいきわたらせるため、奈良の都と地方を最短距離で結ぶ官道を建設しました。那須には、都と陸奥国(今の東北地方)を結ぶ東山道が通過していた。那須烏山市で発見された東山道跡の調査成果に基づいて、東山道  の意義や那須郡との関わりを説明する。

アクセス等

  • 名称:大田原市なす風土記の丘湯津上資料館
  • 所在地:〒324-0403 栃木県大田原市湯津上192
  • 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、
  • 開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
  • 入館料: 一般 100円(団体80円)
  • 交通: JR東北本線 西那須野駅から関東自動車株式会社 西那須野駅(東口)~小川・馬頭線 「関場」下車 徒歩20分

参考文献