横浜市埋蔵文化財センター ― 2024年07月20日 00:54
横浜市埋蔵文化財センター(よこはましまいぞうぶんかざいせんた)は横浜市の埋蔵文化財を紹介する資料館である。
概要
横浜市内の遺跡や出土品などの埋蔵文化財の保護、収蔵、管理、活用を行う施設である。 正式名称は「公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター」である。 1969年(昭和44年)に開設された。港北ニュータウン地域内の遺跡から出土した遺物や記録を整理し、その成果を市民や研究者の方々に報告・公開する。 常設展示室があり、市内の遺跡から出土した遺物の一部をわかりやすく展示する、横浜市歴史博物館のような展示施設とは異なっており、発掘調査や出土品の整理作業、報告書の作成などを主とした業務として行なっている施設のため、、企画展示などのしっかりした展示は行っていない。普及活動の一環として、体験学習や考古学講座を開催する。
横浜市内最古の遺跡とは
- 横浜市内には59か所の旧石器時代遺跡が確認されている。鶴見川・早渕川の流域である都筑区内になります。中でも、権田原遺跡からは旧石器時代の遺物の石器集中と礫群、石器類が出土する。ほかに保土ケ谷区明神台遺跡、旭区矢指谷遺跡がある。
常設展示室
エントランス展示
- 「真紅で彩る時代」-弥生時代の舞岡熊之堂遺跡-
- 弥生時代後期の環濠集落から出土した久ヶ原式土器を数点展示
アクセス等
- 名称:公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
- 所在地:〒247-0024 横浜市栄区野七里二丁目3番1号
- 休館日: 土曜日、日曜日、祝祭日
- 開館時間:09時00分 ~ 17時00分
- 入館料: 無料
- 交通:JR根岸線「港南台」駅 2番バス乗り場より神奈中バス港36・37・86系統「上郷ネオポリス」行き、 終点「上郷ネオポリス」下車徒歩1分
参考文献
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