北区飛鳥山博物館 ― 2024年12月02日 00:19

北区飛鳥山博物館(きたくあすかやまはくぶつかん)は東京都北区にある郷土博物館である。
概要
1998年(平成10年)3月27日 、北区飛鳥山公園内にオープンした区立博物館である。紙の博物館、渋沢史料館が隣接地にある。 常設展示として、古代から近現代に至るまでの北区の歴史をはじめ、自然や文化を幅広く紹介する。常設展示は地域の自然や歴史について、14のテーマで構成する。 2階部分が入口となり、2階は常設展示会場、受付と講堂、企画展示室がある1階は常設展示会場(有料)である。館内に弥生時代の飛鳥山にあった環濠集落遺跡の竪穴式住居を復元している。3階は飛鳥山アートギャラリー、資料の閲覧コーナー、体験学習室、軽食コーナーである。 2010年(平成22年)3月27日 にリニューアルオープンした。
常設展示
- 大地のおいたち
- 地形地質の変化、治初期に活躍したドイツ人のお雇い教師ブラウンスの事績
- 最古の狩人
- 石器の作り方・使い方
- 縄文人の暮らし
- 中里貝塚剥ぎ取り標本(厚さ日本一の貝塚の剥ぎ取り標本(積層厚4.5m))
- 土偶を展示
- 東谷戸遺跡出土土偶
- 中里遺跡出土丸木舟
- 中里遺跡出土縄文土器
- 丸木舟
- 弥生人のムラ 竪穴住居の一部を実物大で復元
- 七社神社前遺跡出土鉄釧
- 田端西台通遺跡出土鉄剣
- ガラス小玉
- 古墳時代の夜明け ガラス小玉の鋳型や木製品が展示
- 豊島馬場遺跡出土ガラス小玉鋳型
- 田端不動坂遺跡第17地点第8号土坑出土遺跡 青銅鏡、勾玉
- 豪族と民の時代
- 田端不動坂遺跡出土古墳時代祭祀遺物
- 律令社会と豊島郡衙
- 御殿前遺跡祭祀遺構出土土器 土師器
企画展
台所の考古学
- 北区飛鳥山博物館特別展示室
- 期間2024年10月26日(土曜日)~12月8日(日曜日)
- 古代の台所と道具の変化、道具にこめられた人々の知恵と工夫を紹介する。
- 関連講座「食と調理の考古学」2024年11月30日(土)
指定
- 平成16年3月10日指定 東京都指定有形文化財(考古資料) 中里遺跡出土丸木舟
アクセス等
- 名称:北区飛鳥山博物館
- 所在地:114-0002 東京都北区王子1-1-3
- 休館日: 月 (祝日・振替休日は開館)
- 開館時間: 10:00~17:00 (常設展示室、観覧券の発行は閉館30分前まで)
- 入館料: [一般]300円(団体240円) 3館共通券 [一般]800円
- 交通:JR王子駅(南口)から徒歩5分/都電荒川線飛鳥山停留場から徒歩3分
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