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2025年02月13日 23:52

(やり)は長い柄の先に刀剣を取り付けた武器をいう。

概要

旧石器時代に狩猟の道具として槍が登場する。旧石器時代末期から縄文時代の当時の素材は石槍であった。大きなマンモス、ヘラジカなどの大型動物の捕獲に使用する。尖頭器は、槍の柄の先につけた狩猟用の道具である。柄は木材を使うので、朽ちるため出土しない。 形状により柳葉形、木ノ葉形、三稜形の3種類がある。素材の多くは黒曜石が使われた。原料の黒曜石は関東地方では産出しないので、神津島や信州の黒曜石原産地まで出向き、入手したとみられる。 対人間の戦の武器として使用されるのは、鎌倉時代中期以降とされる。

出土例

  • 槍先形尖頭器 埼玉県鶴ヶ島市高倉出土、旧石器時代(後期)・前18000年
  • 石槍 上林遺跡、栃木県佐野市 、旧石器時代

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