弓 ― 2025年02月20日 00:15
弓(ゆみ)は射撃用の武器である。長さ2mほどの丸木弓が大半である。
概要
弓矢の登場は縄文時代が定説であるが、旧石器時代からあるとの説もある。 槍は「石槍」として旧石器時代に登場し、集団でナウマン象やオオツノジカ、マンモスやヘラジカなどの大型動物の捕獲に用いた。 気候が温暖化すると落葉広葉樹林や照葉樹林が繁茂し森が形成され、小型動物が現れた。植生が変わり、大型動物は絶滅した。そこでイノシシやシカといった中小動物に対応するために、弓矢が使われるようになった。動きの速い動物には槍では逃げる速度に間に合わない。槍は重いので何本も持てないが、弓矢は複数本を持つことができる。弓は木製であり、木製の矢の先に、するどくとがらせた頁岩や黒曜石を矢尻として尖頭器を取り付けた。
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