神奈川県埋蔵文化財センター ― 2024年07月20日 00:30
神奈川県埋蔵文化財センター(かながわけんまいぞうぶんかざいせんた)は神奈川県の埋蔵文化財を紹介する資料館である。
概要
神奈川県内の発掘調査による出土品などを適切に保存・管理し、これらの公開・活用を通じて、県民の方々の郷土の歴史や文化に対する探求心、学習意欲などに応える。 平成5年10月21日に設立された。 1階の図書室には県内各地の発掘調査報告書(国や地方自治体、財団法人、民間調査組織による発掘調査を含む)や、埋蔵文化財・考古学に関する書籍を多数蔵書し、閲覧可能である。
常設展示室
旧石器時代
- 吉岡遺跡群C区_旧石器時代_イノシシの乳歯
- 栗原中丸遺跡_旧石器時代_槍先形尖頭器
- 津久井城跡馬込地区_旧石器時代_石斧
縄文時代
- 稲荷山貝塚_縄文時代_注口土器[堀之内式]
- 稲荷山貝塚_縄文時代_土偶
- 下北原遺跡_縄文時代_石棒
- 原口遺跡_縄文時代_深鉢[五領ヶ台式]
- 原口遺跡_縄文時代_深鉢[曽利式]
弥生時代
- 横浜市道2号線No.6-I遺跡_弥生時代_壷
- 砂田台遺跡_弥生時代_鉄製 斧・鑿 【県指定重要文化財】
- 下寺尾西方A遺跡_弥生時代_勾玉
古墳時代
- 下曽我遺跡_古墳時代~古代_木簡と鳥形
- 熊ヶ谷横穴墓群_古墳時代_金銅製 耳環
- 上依知遺跡_古墳時代_銅製 鈴釧・釧
- 比奈窪中屋敷横穴墓群_古墳時代_鉄製 直刀
- 上依知遺跡_古墳時代_玉類
奈良平安時代
- 宮久保遺跡_古代_木簡 【県指定重要文化財】
- 宮久保遺跡_古代_鉄製 轡
- 田名稲荷山遺跡_古代_鉄製 紡錘車
アクセス等
- 名称:神奈川県埋蔵文化財センター
- 所在地:〒232-0033神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
- 休館日: 第二土曜日を除く土曜・日曜・祝日、年末年始休館
- 開館時間:09時00分 ~ 17時00分
- 入館料: 無料
- 交通: 横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」から徒歩約7分/京急線:黄金町駅下車 徒歩15分
参考文献
横浜市埋蔵文化財センター ― 2024年07月20日 00:54
横浜市埋蔵文化財センター(よこはましまいぞうぶんかざいせんた)は横浜市の埋蔵文化財を紹介する資料館である。
概要
横浜市内の遺跡や出土品などの埋蔵文化財の保護、収蔵、管理、活用を行う施設である。 正式名称は「公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター」である。 1969年(昭和44年)に開設された。港北ニュータウン地域内の遺跡から出土した遺物や記録を整理し、その成果を市民や研究者の方々に報告・公開する。 常設展示室があり、市内の遺跡から出土した遺物の一部をわかりやすく展示する、横浜市歴史博物館のような展示施設とは異なっており、発掘調査や出土品の整理作業、報告書の作成などを主とした業務として行なっている施設のため、、企画展示などのしっかりした展示は行っていない。普及活動の一環として、体験学習や考古学講座を開催する。
横浜市内最古の遺跡とは
- 横浜市内には59か所の旧石器時代遺跡が確認されている。鶴見川・早渕川の流域である都筑区内になります。中でも、権田原遺跡からは旧石器時代の遺物の石器集中と礫群、石器類が出土する。ほかに保土ケ谷区明神台遺跡、旭区矢指谷遺跡がある。
常設展示室
エントランス展示
- 「真紅で彩る時代」-弥生時代の舞岡熊之堂遺跡-
- 弥生時代後期の環濠集落から出土した久ヶ原式土器を数点展示
アクセス等
- 名称:公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
- 所在地:〒247-0024 横浜市栄区野七里二丁目3番1号
- 休館日: 土曜日、日曜日、祝祭日
- 開館時間:09時00分 ~ 17時00分
- 入館料: 無料
- 交通:JR根岸線「港南台」駅 2番バス乗り場より神奈中バス港36・37・86系統「上郷ネオポリス」行き、 終点「上郷ネオポリス」下車徒歩1分
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