常陸大宮市歴史民俗資料館 ― 2025年04月01日 00:40
常陸大宮市歴史民俗資料館(ひたちおおみやしれきしみんぞくしりょうかん)は茨城県常陸大宮市にある歴史系博物館である。大宮館と山方館とがある。
概要
常陸大宮市内には判明しているだけで約360の遺跡がある。旧石器時代の山方遺跡や梶巾遺跡は特に有名である。常陸大宮市歴史民俗資料館では市内で発掘された土器、石器、埴輪、直刀など150点を展示する。旧石器時代、縄文時代、弥生時代では石器(石斧・やじり・ナイフ・石棒・おもり)、縄文土器として甕・浅鉢、深鉢、弥生土器として人面付土器・壺・甕・高坏、土偶、ヒスイの珠・コハクの珠・土製イヤリングなどのアクセサリー、紡錘車などがある。古墳時代では埴輪、鉄剣、鉄鏃、水晶の玉・ガラス玉・コハク玉)、土師器坏、提瓶などがある。太田町役場から民俗資料館としてリニューアルオープンして、2014年に開館した。
主な収蔵品
- 硬玉(ヒスイ)製大珠 坪井上遺跡出土、茨城県
- 人面付壺形土器 泉坂下遺跡出土品、茨城県 、重要文化財
- 鉢形土器 泉坂下遺跡220号土坑、茨城県、弥生時代
- 蓋 泉坂下遺跡220号土坑
指定
アクセス等
- 正式名称: 常陸大宮市歴史民俗資料館
- 開館時間 : 午前9時~午後4時30分
- 入館料 : 無料
- 休館日 :月曜日、祝祭日、年末・年始(12月29日~1月3日)
- 所在地 : 〒319-2265 茨城県常陸大宮市中富町1087-14
- 交通 :JR水郡線常陸大宮駅 徒歩 5分
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2025/04/01/9765059/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。