柵形埴輪(さくがたはにわ)は上端に鋸刃状の山形の突起を持ち、その下に2列の突帯を巡らせる埴輪である。
概要
横断面の形状は楕円形を呈する。古墳時代前期後半から中期にかけて近畿の古墳から出土する、地方の古墳からも出土例がある。
多くは前方部や造り出し部から出土する。
参考文献
- 小笠原好彦(2002)「首長居館遺跡からみた家屋文鏡と囲形埴輪」日本考古学9 巻13 号
- 奈良新聞(2022)「囲形埴輪の内側に家形埴輪配置 奈良・富雄丸山古墳」2022年2月4日
- 世田谷区郷土資料館(2016)『国重要文化財指定記念 野毛大塚古墳展』世田谷区郷土資料館
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。