唐津市末盧館 ― 2024年06月30日 00:09
唐津市末盧館(からつしまつろかん)は日本稲作発祥の地「菜畑遺跡」の展示を行う市立の歴史系博物館である。
概要
昭和56年、道路建設に伴う埋蔵文化財発掘調査で菜畑遺跡は発見された。日本の稲作の開始時期を50年~100年も遡らせるものだと、連日、新聞、テレビで報道された。 特別展示室には、邪馬台国時代の「末盧国」の代表遺物を展示し、出あいふれあいの広場には、遺跡公園があり、その内には水田や竪穴式住居、縄文の森などを復元する。稲作の発祥と伝播についての資料を豊富に展示する。体験教室や企画展、歴史講座を実施する。
展示
「出会いふれあい広場」と命名された公園には発見された最古の水田が復元され、毎年、古代米の田植えを行い、秋の収穫まで稲をはぐくむ。
- 石包丁
- 炭化米
- 農機具
- 磨製石鏃
- 磨製石剣
- 鯨骨
- ブタ下顎骨 - 家畜として飼われていたブタの骨
- エブリ
- 諸手鋤
- 彩文土器
- 組合せ式釣針
諸元
- 名 称:末盧館
- 開 設:平成2年(1990年)
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
- 開館時間:9:00~17:00
- 観覧料:一般 210円
- 所在地:佐賀県唐津市菜畑3359-2
- 交通:JR唐津駅より徒歩約15分
最近のコメント