神明遺跡(岡山) ― 2024年11月11日 00:22
神明遺跡(岡山)(しんめいいせき)は岡山県総社市市にある弥生時代の遺跡である。
概要
岡山県の南西部に位置し、北は吉備高原の南端の山地である鬼城山や経山、南は福山など都窪丘陵、西を高梁川、東は足守川に囲まれる東西約8㎞、南北約5㎞の沖積平野北西の縁辺部に神明遺跡がある。総社平野では、網目状に流れる旧河道が形成する微高地上のほとんどに弥生時代以降の集落がある。 弥生時代中期後半から後期に栄えた吉備地方有数の拠点集落と判明している。 弥生時代の遺構は、中期後葉〜後期末葉の竪穴住居51軒、掘立柱建物2棟、柱穴列1列、井戸1基、銅鐸埋納坑1基、土器棺1基、土坑216基、溝13条、河道4条などを確認している。遺物としては、土器片と分銅形土製品等の各種土製品、石器、鉄器、玉類などが出土する。時代が特定される発掘調査で見つかったのは19例のみという。
銅鐸
銅鐸埋納坑から銅鐸M36がほぼ完形で出土した。銅鐸は内部に土が入ったまま取り上げ、内部の土の除去及びクリーニングは奈良文化財研究所の協力を得た。銅鐸埋納坑は東西79cm、南北36cm、深さ24cmの楕円形とみられる。銅鐸は2014年8月21日、深さ約30cmの埋納坑からバケツを横倒しにしたような状態で見つかった。高さ約30cm、幅15cm、奥行き10cm。上部に直径数センチの鈕孔があること、釣手の文様と形から「扁平鈕式古段階」と呼ばれる古い段階のものと判明した。弥生時代中期と想定される。釣手に流水文がある銅鐸は大阪に2例、兵庫に1例あるだけである。銅鐸は集落外から偶然に発見される例が多い。集落内で見つかることは珍しい。 岡山県内では平成元年に岡山市北区の高塚遺跡で銅鐸が見つかって以来25年ぶり、24例目の発掘。全国では約570例が発掘されている。
調査
遺構
- 竪穴住居
- 掘立柱建物
- 柱穴列
- 銅鐸埋納坑
- 土器棺
- 井戸
- 土坑
- 溝
- 河道
- たわみ
- 土器溜まり
遺物
- 弥生土器
- 石製品
- 金属製品
- 土製品
- 玉類
指定
考察
アクセス
- 名称:神明遺跡
- 所在地:岡山県総社市福井
- 交通:
参考文献
- 岡山県教育委員会(2019)「神明遺跡・刑部遺跡」岡山県埋蔵文化財発掘調査報告 249
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