京都大学総合博物館: 新古代史の散歩道

京都大学総合博物館(きょうとだいがくそうごうはくぶつかん）は京都府京都市の京都大学内にある歴史（文化史）・技術史・自然史を展示紹介する博物館である。

概要

日本で初めて作られた大学ミュージアムで、日本最大規模の大学博物館である。古代史関係では古文書や古地図などの日本史資料、石棺、日本古代文化の展開と東アジアに関する考古資料を展示する。

沿革

大正3年（1914年）に「陳列館」の最初の建物が竣工した。それ以後3次にわたる増築によって全館が完成し，史学科各講座と美学美術史学の文化史関係資料が収蔵された。文学部は昭和30年（1955年）文部省により博物館相当施設の指定を受け，同34年陳列館を博物館と改称し，収蔵品目録を刊行した。旧文学部博物館を文化史系展示場とし，平成11年3月に着工，平成12年8月に竣成，平成13年6月に，京都大学総合博物館として開館した。

考古学展示室

1階に考古学展示室がある。入口付近に巨大な石棺。土器や青銅器、埴輪といった品を多数展示する。約30万点の考古資料は土器・瓦・埴輪類、石器・石製品、 金属製品、木・紙製品、日本縄文・旧石器時代資料、弥生時代資料、古墳時代資料、歴史時代資料、中国資料、朝鮮資料、エジプト資料、欧米資料に区分されている。国宝1件、重要文化財4件を含む。

アクセス等

• 名称：京都大学総合博物館
• 所在地：〒606-8501　京都市左京区吉田本町　京都大学総合博物館
• 休館日： 月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)、創立記念日（6月18日）、夏季休業日（8月第3週水曜日）
• 開館時間：9:30～16:30 （入館は16:00まで）
• 入館料： 400円　（現金のみ）
• 資料数　　約260万点
• 延床面積　約13,350m2［展示室面積：2,470m2］
• 交通： 京阪本線「出町柳」駅で下車、徒歩10分

参考文献