京都府立山城郷土資料館 ― 2024年07月24日 00:31
京都府立山城郷土資料館(きょうとふりつやましろきょうどしりょうかん)は南山城地域の歴史と文化の調査研究と文化遺産を保存、展示する資料館である。
概要
南山城地域の歴史と文化の調査研究と貴重な文化遺産を保存、展示することを目的に1982年(昭和57年)6月に開設された。三角縁神獣鏡を出土した椿井大塚山古墳や恭仁宮などについて常設展示する。常設展では「南山城の歴史と文化」を開催する。 監査報告によれば「現状では京都府が運営する郷土資料館として期待される機能を十分に発揮できる環境とは言い難い」とされる。
沿革
展示
- 大田南5号墳出土青龍3年銘鏡 - 重要文化財
- 広峯15号墳出土景初4年銘鏡 - 重要文化財
- 園部垣内古墳出土擬銘帯鏡 - 重要文化財
- 山崎廃寺出土文字瓦
- 袈裟襷文銅鐸、
- 恭仁宮大極殿軒先瓦、
- 人面土器、
- 牛頭天王像、
- 阿弥陀如来立像、-「泉州別当定慶造也」
- 白色尉面、
- 黒色尉面、
- 木津浜絵巻(複製)
特別展
2024年度
- 「南山城の戦国時代」
2023年度
- 「南山城の大型円墳とその時代-金比羅山古墳を中心に-」
2022年度
- 「南山城の芸能資料と人形浄瑠璃」
2021年度
- 「南山城最後の前方後円墳ー坊主山古墳、長池古墳とその時代ー」
2018年度
- 「仏とともに歩んだ画家 穐月 明」
- 「明治150年関連展示 鉄道の開設と南山城の近代」
- 「発掘された京都の歴史2018」
- 「文字のささやき?京都府出土の文字資料?」
- 「暮らしの道具 いまむかし」
アクセス等
- 名称:京都府立山城郷土資料館/ふるさとミュージアム山城
- 所在地:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛千両岩
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)
- 開館時間:9時~16時30分
- 入館料: 普通展示 大人 200円(150円)/特別展示 大人 250円(200円)
- 資料数: 平成19年度で46279点中、考古資料 7897点
- 交通: JR奈良線「上狛」駅下車、徒歩20分
参考文献
- 「京都府公報」 号外 第27号 平成22年4月27日
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