梵天山古墳 ― 2023年05月21日 22:01
梵天山古墳(ぼんてんやまこふん)は茨城県常陸太田市にある古墳時代の前方後円墳である。
概要
標高30メートル前後の台地を利用して作られた。 墳丘長151mは、舟塚山古墳(墳丘長186m/石岡市)に次いで茨城県内第2位である。久慈川流域を支配していた久自国造舟瀬足尼の墳墓と伝えられる。後円部に対して前方部が著しく未発達であることから、築造時期は古墳時代前期と推定されている。周濠はない。梵天山古墳群の一部として茨城県の史跡に指定され、また茨城百景に選ばれる。
調査
1965年に明治大学が測量調査した。主軸長151m、後円部復元径90m余、高さ13m、埴輪、葺石は確認されていない。内部主体は未発掘と想定される。
規模
- 形状 前方後円墳
- 墳長 151m
- 後円部 径81m 高13m
- 前方部 幅57m 高8m
外表施設
遺構
遺物
築造時期
- 古墳時代前期と推定
指定
- 昭和28年7月9日 茨城県指定文化財
アクセス等
- 名称:梵天山古墳墳
- 所在地:〒313-0047 茨城県常陸太田市島町2317他
- 交通: JR常陸太田駅からバス15分
参考文献
- 江上波夫(1993)『日本古代史辞典』大和書房
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