岩版 ― 2023年10月12日 19:29
岩版(がんばん)は板のような薄い石の板に模様を刻んだものである。
概要
丸または四角い石の表裏に模様を彫り込む。凝灰岩などのやわらかい石に渦巻きや三角形、円形などの幾何学的文様を施す。中には顔を表現するものがある。まじないや儀式の用具と考えられている。
出土例
- 岩版 - 北代遺跡出土、富山県富山市、縄文時代晩期
- 岩版 - 籠峰遺跡、上越市中郷区、縄文時代晩期前葉(約3300年前)
- 岩版 - 三ノ耕地遺跡、埼玉県比企郡吉見町、縄文時代
参考文献
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