Bing
PVアクセスランキング にほんブログ村

日本考古学協会2025年03月28日 00:20

日本考古学協会(にほんこうこがくきょうかい)は1948年に設立された日本最大の考古学研究者の組織である。

概要

日本考古学協会では春の総会と秋の大会、研究発表会、シンポジウムや講演会が開催され、会場で研究発表、シンポジウム、ポスターセッションが行われる。倫理綱領は2006年5月27日制定され、2016年1月23日に一部改正・施行された。現在の会員数は約3,900名である。総会と大会は一般人も参加できる。

入会資格

入会資格は25歳以上で著書・論文・発掘報告書いずれか1篇以上、あるいは資料紹介や分担執筆など3篇以上が条件となる。会の審査委員会で著書等の審査がされ、現会員からの意見等を受け付け問題がなければ入会できる。

設立の経緯

1947年から本格的に登呂遺跡の発掘調査が行われ、そこでは集落と水田が発見され、弥生時代のムラの全容が明らかになった。考古学的成果は、新しい時代の象徴として、全国的に注目された。1947年の登呂遺跡調査会による発掘調査は、後藤守一明治大学教授に文部省科学研究費という個人への交付金をもとに実施されたものであったが、国費の補助という性格のため、調査主体者として全国的な研究者の参加団体であることが求められた。 さらに発掘過程で全国の考古学研究者が集まり情報交換し、調査に協力を求めるなど体制構築の必要性が認識された。1947年12月に考古学の全国的専門学会設立のための第1回考古学協議会、翌1948年1月に第2回考古学協議会が開催され、同年2月には早くも日本考古学協会設立準備委員会の結成へすすんだ。1948年4月2日、日本考古学協会の設立総会が東京国立博物館講堂で開催され、正式に発足した。1950年に文化財保護法が制定された。 1970年代の後半から協会の会員数が急増したのは、文化財専門職員の増員という時代背景があり、会員の大半が文化財専門職員であり、いわゆる行政内研究者が占めてきた。 2009年に、法人化が認められ「一般社団法人日本考古学協会」と改称した。現在まで日本を代表する考古学の学会となっている。

刊行物

定期刊行物は機関誌『日本考古学』、英文機関誌『Journal of Japanese Archaeology』、『日本考古学年報』を発行する。総会、大会に合わせて『研究発表要旨』や会員向けの広報誌として『会報』を発行する。埋蔵文化財保護対策委員会(常置)を設置し、国・行政機関などの関係諸機関・団体と協議・連携を図っている。

類似団体

類似団体として1954年に設立された「考古学研究会」(個人会員約2,500名、本部は岡山市)がある。「日本第四紀学会」は1956年に発足し、約260万年前から現在にいたる第四紀)の自然、環境、人類の研究を行う。会員の専門分野は地質学、地理学、考古学、古生物学、植物学、土壌学、地球物理学、地球化学、工学、人類学、動物学などである。「古代学協会」は、1951年(昭和26年)10月、大学、博物館の古代史研究者の有志が結成し、考古学と文献学を総合した古代史研究の新しい方法論による古代史の総合的研究を目指す。2022年(令和4年)3月末時点で会員数728名である。「日本考古学会」は1895年(明治28年)に設立された長い歴史をもつ考古学の学会であり、機関誌は『考古学雑誌』である。

考察

アクセス

  • 名称:一般社団法人 日本考古学協会
  • 所在地:東京都江戸川区平井5-15-5 平井駅前協同ビル4階
  • 交 通:総武本線 「平井駅」から徒歩1分

参考文献

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764148/tb