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狭山市立博物館2025年03月25日 00:04

狭山市立博物館(さやましりつはくぶつかん)は埼玉県狭山市の文化財を紹介する総合博物館である

概要

市制施行35周年記念事業のひとつとして、平成3年(1991年)11月1日、「県営狭山稲荷山公園」の中に開館した。常設展示は「入間川と入間路-その自然と風土-」を基本テーマとする。旧石器時代、縄文時代の集落・道具、狭山の古墳、敷石のある住居跡、古代の狭山(櫛・和同開珠、生活用具)を展示する。。古代のゾウの骨格標本や古代の古墳についての展示から、かつて走っていた馬車鉄道もある。建物外壁には明治時代の狭山の特産品「斜子織」の文様が示される。年に4回の企画展があり、そのほか多数の講座・イベントを開催する。

展示

  • 1階
    • 研修・講義室
    • 舞い舞いホール
    • レストラン
  • 2階
    • 企画展示室
    • 常設展示室
      • 狭山の地形形成の歴史
      • 生命の進化
      • アケボノゾウ骨格標本 
      • 狭山の野生植物
      • 化石に見る狭山の古環境
      • 地質柱状標本
      • 狭山の人々が残した石器
      • 縄文時代 狭山の人々が残した道具
      • 縄文時代の住まいと生活
      • 縄文時代の狭山の集落
      • 弥生時代
      • 敷石のある住居
      • 狭山の古墳
      • 古代狭山人の生活用具
    • 茶室

アクセス等

  • 名称:狭山市立博物館
  • 開館時間:日火水木金土祝 9:00~17:00 入館は16時30分まで。
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、毎月第4金曜日
  • 所在地: 〒350-1324  埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
  • 観覧料:個人:150円 高校生・大学生 100円
  • 交通: 西武池袋線稲荷山公園駅から徒歩3分

参考文献

  • 狭山市立博物館

東町田墳墓群2025年03月25日 00:07

東町田墳墓群(ひがしまちだふんぼぐん)は岐阜県大垣市昼飯町にある弥生時代終末期から古墳時代前期にかけての墳墓と古墳である。

概要

金生山麓から連なる標高15~18mの段丘上に弥生時代終末期に築造された直径17.6mなど2基の円形墳丘墓が遺存する。近接して同時期の一辺10m前後の方形周溝墓2基がある。 方形周溝墓が一般的な弥生時代終末期に円形墳丘墓を築造していた。その後は、前方後方墳(前方後方形周溝墓)と方墳(方形周溝墓)が築造される段階から、前方後円墳が安定的に築造される。古墳成立期の東海地域の状況をよく表している。

調査

方形周溝墓2基と円形墳丘墓2基を発掘調査し、方形周溝墓の溝内から絵画土器(平成27年7月22日市重要文化財指定)が出土した。古墳時代前期に墓域は東方に移り,墳長22mなど2基の前方後方墳(前方後方形周溝墓)と一辺14mなど3基の方墳(方形周溝墓)が築造された。遺物としては口縁部内面に人物、外面の胴部上半に切妻高床建物、シカなどの動物を描いた絵画土器や水銀朱が付着する石臼などが出土した。

絵画土器

絵画土器は、方形周溝墓周溝の底部から10cm ほど上で潰れた状態で出土した。器高24.8cm、口径14.1cm、胴部最大径約24cm。絵画は壺口縁部内面に1 カ所、胴部上半に6カ所に線刻で描かれる。内容は口縁部内面に「人物」、胴部上半に①切妻高床建物、②辟邪視文、③鹿1 ④鹿2、⑤犬、⑥棟持柱付切妻高床建物である。人物は両腕を上に上げ、魂振をしている姿とされる。高床建物は壁のない屋根倉形式で、建物に窓が描かれる。棟先飾に雲のようなものが描かれる。鹿は地霊の象徴と言われる。

遺構

弥生時代

  • 竪穴建物

古墳時代

  • 前方後方形周溝墓 2
  • 竪穴建物

弥生時代、古墳時代

  • 環濠
  • 土坑
  • 方形周溝墓

遺物

旧石器

  • 槍先形尖頭器

弥生時代

  • 弥生土器
  • 石器
  • 須恵器
  • 土師器
  • 石製品
  • 土器
  • 石製品
  • 鉄製品

古墳時代

  • 絵画土器
  • 石臼

指定

  • 平成29年2月9日 国指定史跡

展示

考察

アクセス

  • 名称:東町田墳墓群
  • 所在地:岐阜県大垣市昼飯町東町田
  • 交 通:

参考文献