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千葉市立加曽利貝塚博物館2023年12月27日 21:25

千葉市立加曽利貝塚博物館

千葉市立加曽利貝塚博物館(ちばしりつかそりかいづかはくぶつかん)は千葉県千葉市に所在する環状の北貝塚と馬蹄形の南貝塚が連結し、めずらしい8字形をした日本最大級の貝塚の出土等を展示する博物館である

概要

1966年(昭和41年)に加曽利貝塚の遺跡の中に開館した。曽利貝塚からみつかった縄文土器、石器、動物・魚・人の骨等を中心に展示し、東京湾周辺に住んでいた縄文時代の人々の生活の様子を解説する。「加曽利E式土器」「加曽利B式土器」も展示する。

千葉の貝塚

全国に約2400カ所の貝塚が確認されているが、その約6割は千葉県で発見されており、千葉市には約120カ所の貝塚がある。東京湾は遠浅の海岸ができやすい地形である。縄文時代の人々は丸木舟で川を下って海岸で貝を採取したので、海岸線の近く住んでいたとは限らない。当時の人々は主にイボカサゴという、大きくても2cm程の巻き貝を採取していた。

展示

縄文土器、石器、動物・魚・人の骨等を中心に展示し、東京湾周辺に住んでいた縄文時代の人々の生活の様子を解説する。貝塚が発掘した当時のままに保存する。

  • 常設展示1  「貝塚を知る」
  • 常設展示2 「発掘された加曽利貝塚」
  • 常設展示3 「加曽利貝塚の歴史」
  • 貝塚断面観察施設
    • 2個所あり、北貝塚では発掘されたそのままの断面、南貝塚では剥ぎ取った断面を観察できる
  • 復元集落 竪穴住居跡、木の実を貯蔵した穴を展示する

アクセス等

  • 名称:千葉市立加曽利貝塚博物館
  • 開館時間:9時00分から17時00分(入館は16時30分まで)
  • 休館日:月曜日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は開館し、翌日以降の国民の祝日でない日は休館)、年末・年始(12月29日から1月3日)
  • 所在地:〒264-0028 千葉県千葉市若葉区桜木8-33-
  • 観覧料:無料
  • 交通: 千葉モノレールで桜木駅下車、徒歩15分
  • 開館時間:開館:9:00~17:00
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・祝日・年末年始(12月28日~1月4日)

参考文献

  1. 加曽利貝塚博物館、新築移転へ。東京新聞, 2022年2月4日

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