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さいたまA-59号遺跡2024年09月10日 00:09

さいたまA-59号遺跡(さいたまえーごじゅうきゅういせき))は埼玉県さいたま市に所在する縄文時代から弥生時代にかけての遺跡である。

概要

さいたま市大宮駅の東2.5kmにある。昔はゴボウ畑であった。大宮台地は関東平野の中央部で、埼玉県川口市・さいたま市から鴻巣市にかけての細長い洪積台地である。その大宮台地南東部の見沼低地を見下ろす台地の縁辺部にさいたまA-59号遺跡がある。周辺には中川貝塚や南中野西浦遺跡、中川稲荷山遺跡がある。

調査

分譲住宅建設のため先だって遺跡調査が行われた。調査期間は2023年10月10日から2024年1月30日であった。第一次調査では縄文時代中期竪穴住居跡2軒、土坑3基、弥生時代後期住居跡1軒であった。第4号住居跡は縄文時代後期で5m径の円形もしくは5m長軸径の楕円形であり、石囲い炉をもつ。第5号住居跡は隅丸方形で、東西6.2m、南北5.2mである。南側に埋め甕がある。住居内に1.5m×1m、深さ65cmの袋状土坑2基を検出した。 弥生時代後期の第3号住居跡は4.2m×3.8mの隅丸長方形であった。 第二次調査1区では縄文時代中期住居跡2軒、土坑5基、3区では縄文時代中期頃の土坑15基、平安時代の土坑2基を検出した。 南側の土坑群を囲む環状集落であった可能性がある。中央広場が想定される。

遺構

  • 竪穴住居跡
  • 土坑

遺物

  • 土器
  • 浅鉢
  • 埋甕

指定

考察

アクセス等

  • 名称:さいたまA-59号遺跡
  • 所在地:さいたま市見沼区中川
  • 交通:

参考文献

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