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羨道2023年09月19日 23:53

羨道(せんどう、えんどう)は古墳内の玄室又は前室から外部に通じる通路にあたる部分をいう。

概要

玄室より幅が狭く高さは低いのが普通である。玄室の中央につくもの以外に一方に偏ったもの、なかには玄室と羨道の境界が明確でないものもある。入口は一般に羨門と呼ばれる。 古墳の横穴式石室や横穴墓などみられる。玄室と羨道との接続部は袖部と呼ばれる。

出土例

  • 羨道 - 山部大塚古墳、安芸高田市吉田町
    • 羨道部は長さ4m、幅1.6mで,玄室と羨道の形がいわゆる「T字形」の平面形をなす珍しい形態である。
  • 羨道 - 丸尾古墳、兵庫県赤穂郡上郡町
    • 羨道部に土師質亀甲形陶棺が発見された。

参考文献

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