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挂甲2023年10月18日 23:31

飛鳥寺塔心礎出土挂甲/6世紀/飛鳥資料館

挂甲(けいこう、かけよろい)は鉄、金銅または革を短冊形小片もして革紐で横に連結し上半身を守る防護具である。

概要

挂甲は幅約2センチ、長さ約5~15センチの小札と呼ばれる短冊状の鉄製の板を、革紐などでつなぎ合わせた古代の鎧の一種である。

飛鳥寺埋納物の挂甲

飛鳥寺塔心礎出土の挂甲は飛鳥寺を創建した蘇我馬子が埋納したものとも考えられている。 挂甲は通常、小札がばらばらになった状態で見つかることが多く,本例は全体像を知ることができる貴重なものの一つである。

出土例

  • 挂甲 飛鳥寺塔心礎出土、奈良県明日香村、飛鳥時代
  • 挂甲 大牧一号古墳出土、滋賀県各務原市、6世紀後半

参考文献

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