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双方中円墳2023年11月05日 00:27

双方中円墳(そうほうちゅうえんふん)は円丘に2つの方丘をつなぎ合わせた形状の古墳である。

概要

古墳時代前期に見られる。福岡大学の桃崎祐輔教授(考古学)によると、双方中円墳は弥生時代後期の墳丘墓が発展し、4世紀ごろに築造が始まったとされる。確認例は奈良県天理市の櫛山古墳や香川県高松市の猫塚古墳など全国で数例のみである。

事例

  • 櫛山古墳 - 奈良県天理市、古墳時代前期後半
  • 西ノ城古墳 - 福岡県うきは市、古墳時代前期初頭(3世紀後半)
  • 猫塚古墳 - 香川県高松市、古墳時代前期(4世紀前半)

参考文献

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