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銅鉾2023年08月30日 00:00

銅鉾(どうほこ)は弥生時代の青銅製武器である。 「銅矛」とも書く。

概要

北九州地方から多く発見される。柄との接合部分が袋状になっており、突きさす事を目的とする武器である。弥生時代の代表的な青銅器である。北部九州では墓に副葬する。もとは身に長い柄を差し込んで鋭い刃でつきさすための武器であった。 実用品として朝鮮半島から日本に移入され、所有した王等の墓に副葬品として埋納された。 国内製作が中心となるにつれ、武器としての実用性はなくなり、扁平な形になり大型化する。

出土例

  • 銅鉾 - 橘町玉江遺跡 佐賀県武雄市 弥生時代後期 武雄市図書館・歴史資料館
  • 銅鉾 - 長崎県下県郡豊玉町佐志賀黒島出土 弥生時代 2~3世紀 奈良帝室博物館

参考文献