亀甲山古墳 ― 2024年02月24日 00:58
亀甲山古墳(きっこうやまこふん)は東京都大田区にある前方後円墳である。
概要
多摩川左岸の細長い尾根状の武蔵野台地上にある古墳である。多摩川台公園の中にあり、多摩川流域では最大の古墳である。荏原台古墳群50基中で最大の古墳である。小さな谷を隔てて向き合う宝莱山古墳は4世紀前半であり、付近では最古の古墳である。葺石や埴輪はない。盗掘はされていない模様。芝丸山古墳と並び、都内の代表的古墳とされる。
調査
測量調査により、亀甲山古墳は多摩川流域最大の前方後円墳であることが判明している。発掘調査は行なわれていないため、出土品はない。
規模
- 形状 前方後円墳
- 築成 前方部:2段、後円部:3段
- 全長 107.25m
- 墳長 91m(復元104m)
- 後円部 径66m
- 後円部高11.4m
- 前方部幅49.5m
- 前方部長44m 高7.4m
遺構
遺物
築造時期
- 4世紀後半から5世紀初めの築造
指定
- 1928年(昭和3年) 国指定史跡
展示保管
- 多摩川台公園古墳展示室
アクセス等
- 名称:亀甲山古墳
- 所在地:大田区田園調布一丁目63番1号 多摩川台公園内
- 交通:東急多摩川線 多摩川駅下車徒歩約10分
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