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校倉造2024年10月08日 12:31

校倉造(あぜくらづくり, ancient architectural style using interlocked triangular logs)は古代の日本の蔵や倉庫に使われた建築様式のひとつである。

概要

校倉造は構造体に柱を用いず、台形や三角形断面の木材を井桁に積み上げ、壁構造で建物を作る方法である。横材の平面部が内壁、稜角部が外壁となる。そのため、壁体の木口は鋸歯状になる。 校倉造は弥生時代の倉として使われているが、奈良時代から平安時代初期にかけては国府、寺院の倉の様式として各地に建築されていた。現存最古の校倉造は正倉院である。 ただしログハウスは世界の各所で見られる。日本最古のログハウスとも言われるはが、唐招提寺の経蔵の方が古いという意見もある。経蔵の前身は新田部親王の米倉だったという。移築は天平宝字3年(759年)頃といわれるから、新田部親王がなくなる735年より前の建造であろう。

校倉造の目的

富山博(1974)によれば、いくつかの説がある。

  • 1. 校木収縮説 校木収縮説すなわち、湿度の低い時は木材から水分が抜けるので木材と木材の間に隙間ができ、外気を倉の中に取り込む。一方、湿度が高くなると木材が水分を吸って膨張するので木材と木材の間の隙間がつまり、湿気の侵入を防ぐという説は、現在では否定されている。
  • 2.水切り説 雨水の停滞を防ぐだけなら、他の形状が家が考えられる。
  • 3.耐力壁説 穀倉の断面強度を上げるとの説である。
  • 4.生産条件説 甲あぜき6つ割取り説。
  • 5.装飾目的説 単調な壁面を凹凸の壁面で変化をつける。

類例

唐招提寺の経蔵や宝蔵、東大寺本坊経庫も校倉造である。

正倉院の中倉は校倉造ではなく、厚板を柱の溝に沿って落とし込んだ「落し板倉構法」である。

参考文献

  1. 富山博(1974)「正倉建築の構造と変遷」日本建築学会論文報告集

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