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四神鏡2025年03月02日 00:39

'四神鏡(ししんきょう)は方位を図案化し、宇宙の秩序を守る四神を配した鏡である。

概要

四神は青竜,白虎,朱雀,玄武をいう。当時の中国の宇宙観を反映した漢式鏡である。中国で漢代に多く作られ、朝鮮の楽浪古墳、日本の弥生時代の遺跡や初期の古墳からも出土する。 四神を表す鏡には、鋸歯文帯四神鏡、方格規矩四神鏡、四神十二支紋鏡、三角縁四神二獣鏡、三角縁獣文帯四神四獣鏡などがある。

方格規矩四神鏡

円形の鏡の外形で「天」、方格で「地」を表す。その間に四神と瑞獣、仙人などを配置する。 方格規矩四神鏡は弥生時代の北部九州の墓から出土するが、古墳時代前期にも見られる鏡である。

参考文献

  • 坂本太郎, 井上光貞,家永三郎,大野晋 (1994)『日本書紀』岩波書店

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