福島県立博物館 ― 2024年07月25日 00:18
福島県立博物館(ふくしまけんりつはくぶつかん)は福島県会津若松市にある福島県の歴史と文化の調査研究と文化遺産を保存、展示する博物館である。
概要
1986年(昭和61年)に県立総合博物館として開館した。福島の歴史・文化遺産と自然史資料をもとに、福島の歴史・文化、自然に関する情報を提供し、地域文化の価値を学び、新たな文化を創り出す目的で開設された。福島県内の文化財・有形無形の文化遺産を一堂に集め、豊かな人間性を培う場として、全国的に一級の規模、内容である博物館である。古代から現代までの歴史、民俗資料、自然資料を大規模に陳列展示する。「ものは単体では存在せず、体系的な関連づけによって存在の意味が明らかとなる」という考え方を基本に説明文を極力省き、「もの」と「もの」、「もの」と背景、「もの」と情報の関連づけを重視し、展示の構造化を実現する。
沿革
鶴ヶ城公園内の会津若松城に隣接した場所に1986年(昭和61年)に開館した。
展示
総合展示室
- 原始 (旧石器時代~弥生時代)
- 古代 (古墳時代~平安時代)
分野別展示室
- 「よみがえる会津大塚山古墳」
企画展示
- 2024年(令和6年)7月6日(土)~9月1日(日)
- 縄文DX-会津・法正尻遺跡と交流の千年紀-
- 国宝「土偶」縄文の女神 山形県舟形町西ノ前遺跡(山形県立博物館)
- 国宝「土偶」縄文のビーナス 長野県茅野市棚畑遺跡(茅野市尖石縄文考古館)
- 国重要文化財 法正尻遺跡出土品 (福島県文化財センター白河館)
- 人体文土器 福島市和台遺跡(福島市)
- ヒスイ製大珠 須賀川市塚越遺跡 (須賀川市歴史民俗資料館)
- コハク製大珠 白河市南堀切遺跡 (白河市歴史民俗資料館)
- 火焔型土器 新潟県三条市吉野屋遺跡(三条市歴史民俗産業館)
- 火焔型土器 南会津町寺前遺跡 (奥会津博物館)
- 顔面把手付き土器 栃木県大田原市岩舟台遺跡 (なす風土記の丘湯津上資料館)
- 壺を抱く土偶 長野県岡谷市目切遺跡 (岡谷市立美術考古館)
- 蛍石製大珠 会津坂下町北川前遺跡 (会津坂下町埋蔵文化財センター)
- 2017年10月7日から11月26日
- 「発掘ふくしま」
- 旧石器時代
- 新地町赤柴遺跡
- 大谷上ノ原遺跡
- 縄文時代
- 三貫地貝塚
- 弥生時代
- 桜町遺跡 - 湯川村
- 油田遺跡 - 会津美里町
- 古墳時代
- 家西遺跡 - 喜多方市
- 四穂田古墳 - 短甲
- 餓鬼道横穴古墳
アクセス等
- 名称:福島県立博物館
- 所在地:〒965-0807 福島県会津若松市城東町1-25
- 休館日: 9:30~17:00(入館締め切りは16:30)
- 開館時間:9時~16時30分
- 入館料: 大人280円
- 交通: 会津若松駅からバス約20分・バス停「鶴ヶ城三の丸口」下車すぐ
参考文献
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