松山市考古館 ― 2026年07月08日 00:08
松山市考古館(まつやましこうこかん)は愛媛県松山市が設置・運営する考古資料館であり、松山市内の遺跡から出土した埋蔵文化財を収集・保存・展示・公開する施設である。
概要
埋蔵文化財の保護や調査、研究などによる地域文化発展のため、1989年(平成元)に松山総合公園内に開館した施設である。松山市内の遺跡から出土した約8,200点の考古資料をテーマ別に展示している。館内には実物大の葉佐池古墳の石室、竪穴住居や大型建物跡、土器や埴輪の復元展示がある。葉佐池古墳の石室は、5基確認された石室のうち最大の第2号石室(長さ5.1m、幅2.3m)を実物大で復元している。竪穴住居の復元展示では、古墳時代開始期頃の大型建物跡の柱穴をもとに建物を復元し、弥生時代の稲作に用いられた結晶片岩製の石包丁(穂摘み具)が展示される。
展示
- 古照遺跡 - 古墳時代前期の農業用灌漑施設である堰(せき)を復元展示している。
- 葉佐池古墳から出土した遺物 - 全長55.8mの楕円形墳から出土した横穴式石室の副葬品や組み合わせ式木棺材などを展示している。
- 久米官衙遺跡群から出土した遺物 - 久米高畑遺跡第7次調査地出土の「久米評」と刻まれた須恵器、来住廃寺跡出土の軒丸瓦、軒平瓦、硯などを展示する。
- 道後城北地域から出土した資料 - 石包丁、青銅鏡、分銅形土製品など。
- 大渕遺跡出土遺物 - 大渕遺跡で出土した彩文土器は縄文時代晩期の壺形土器で、朝鮮半島南部の影響を受けた貴重な遺物とされる。
- 二禽二獣鏡 - 朝日谷2号墳の被葬者頭部付近から出土した青銅鏡を展示する。直径18.7cm、重さ666gで、「尚方作鏡」で始まる29字の銘文と、白虎・青龍・鳳凰などの文様が鋳出されている。
- 祝谷六丁場遺跡出土の弥生土器を展示する。
アクセス等
- 名称:松山市考古館
- 所在地:〒791-8032 愛媛県松山市南斎院町乙67-6
- 休館日: 月/月曜日が祝日・振替休日の場合は除く 祝日・振替休日の翌日休館
- 開館時間: 9:00~17:00 入館は16:30まで
- 交通: 松山市駅からバス15分(伊予鉄バス10番線・津田団地行き)丸山から徒歩10分
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