毛彫 ― 2023年11月14日 00:35
毛彫(けぼり)は金属は象牙などに鏨を用いて模様や文字を細い線で彫る技法である。
概要
毛のように細い線であることから、名がついた。 鏨を用いると彫削した跡がV字状の溝となり、鋭く力のある線を表す。 飛鳥時代、奈良時代以降は仏具、鏡、貴族の生活用具にも使われた。
適用事例
- 金銀平脱皮箱 - 正倉院
- 平螺鈿背八角鏡 - 正倉院
参考文献
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