Bing
PVアクセスランキング にほんブログ村

冠位十二階2023年07月21日 23:45

冠位十二階(かんいじゅうにかい)は飛鳥時代に官僚の位を12段階に分け、位に応じて冠)の色を変える制度である。

概要

603年(推古11年)に「聖徳太子」が定めた冠位制度とされる。それまでの「氏姓」制度による門閥・世襲制を打破し、身分に関係なく優れた人材が政治に携われるようにした。 氏姓は世襲制であるため、特定の一族が役職を独占し、さらに豪族同士の権力争いが激化した。「百済」と「高句麗」の制度を参考にしたと言われる。 位階は上から順に「徳・仁・礼・信・義・智」とされ、それぞれ大と小に分かれて12の階級が設けられた。 冠の色は紫・青・赤・黄・白・黒と決められており、外見で朝廷内における序列が分かるようにしている。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2023/07/21/9603760/tb