八尾市歴史民俗資料館 ― 2024年01月22日 13:04
八尾市立歴史民俗資料館(やおしりつれきしみんぞくしりょうかん)は大阪府八尾市内の文化財を紹介する資料館である。
概要
1987年(昭和62年)11月に高安古墳群がある八尾市東部の高安山麓に開館した。 八尾市内の文化財を調査研究し、収集保存を図るとともに、展示を通して広く公開する施設である。八尾市内には80を超える遺跡が残る。八尾市は市域の約2/3が遺跡範囲に指定され、全国的にも例をみないほどの遺跡が密集した地域となっている。常設展は3つのコーナーから構成される。「八尾市を日本史及び東南アジア史の関連からみつめる」が基本コンセプトである。企画展コーナーでは考古・染織(河内木綿)・民俗の面から企画展を行う。 企画展の例として「戦国時代の八尾」「八尾 まちとくらしのうつりかわり」「恩智遺跡」などがある。特別展は年1会開催され、令和5年は「女の装い」であった。
展示
- 常設展 - 「大和川流域と高安山-その歴史と文化-」
- 「掘り起こされた八尾の歴史」
- 八尾市内の80を超える遺跡の調査からみる八尾市の歴史
- 「写真と資料でみる八尾の風景」
- 「大和川付替えと河内木綿」
- 「掘り起こされた八尾の歴史」
考古資料
- 金銅装圭頭大刀
- 恩智遺跡出土弥生土器 森田山古墳(服部川支群)から出土
アクセス等
- 名称:八尾市立歴史民俗資料館
- 開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:毎週火曜(祝休日の場合は開館)
- 所在地:〒581-0862 大阪府八尾市千塚3-180-1
- 観覧料:有料一般220円(中学生以下無料) ※特別展は別料金330円。
- 交通: 近鉄大阪線「河内山本駅」で信貴線(信貴山口行き)に乗り換え、次の「服部川駅」で下車 北へ徒歩約8分
参考文献
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