唐人塚古墳 ― 2023年05月25日 23:02
唐人塚古墳(かろうとづかこふん)は岡山県にある賞田廃寺跡の西方に所在する終末期古墳である。
概要
墳形・規模は不明である。埋葬施設は南側に開口する両袖型の横穴式石室。巨石を用いた数少ない古墳である。唐人塚古墳は上道氏の古墳と考えられている。 全長約9m、玄室部長さ約5.2m・最大幅2.9m・高さ約2.3m、
遺物
玄室内に竜山石製の刳り抜き式家形石棺がある。蓋はなくなる。兵庫県産の凝灰岩・竜山石で造られている。長さ2.25m・幅1.2m。
アクセス等
- 所在地:〒703-8206 岡山県岡山市中区賞田376
- 交通:JR山陽本線「高島駅」より徒歩
参考文献
- 江上波夫(1993)『日本古代史辞典』大和書房
- 草原孝典(1999)「唐人塚古墳石室の測量調査」『岡山市埋蔵文化財調査の概要
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2023/05/25/9589157/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。