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掘立柱建物2023年08月03日 18:11

掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)は地面に穴を堀り、礎石を置かずず、そこに柱を立て、天井と壁を取り付けた建物である。

概要

床面が地面にあるものは平屋建物、地面よりかなり高い位置にあるものが高床建物である。 弥生時代では、倉庫として使われた場合が多いと思われる。柱を立てていた穴(柱穴)が発掘調査で見つかるが、穴に埋まっていた土を観察すると、柱の痕跡が分かる場合がある。 遺構として検出される掘立柱建物跡は、通常、柱穴(ピット)の規則的な配列により認識される。

出現時期

掘立柱建物は縄文時代前期に出現した。青森県青森市の三内丸山遺跡や秋田県大館市の池内遺跡など拠点集落の中心的な建物に用いられた。弥生時代でも一般集落の住居は竪穴式建物である。佐賀県神埼郡の吉野ヶ里遺跡の掘立柱建物跡は立地から考慮して物見櫓であると確実視されている。飛鳥時代以降においても、宮殿・官衙・都城建築として掘立柱建物が使用された。平城京跡では、宮城の門、大極殿、朝堂院、役所、寺院などが瓦葺の礎石建物であった。一方、貴族の邸宅は掘立柱建物であった。

出土例

参考文献

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