加唐島 ― 2023年07月23日 14:55
加唐島(かからじま)は佐賀県唐津市に属する玄界灘にある島である。 古代の伝説が残る島である。
概要
加唐島は唐津市の呼子湾の沖合い約6kmに浮かぶ島である。面積は約2.83km²、周囲は約14.6km、人口は133人(平成31年3月1日現在)。 特産品は島に自生する椿からとれる椿油。佐賀県最北端。
伝説
百済の第25代国王「武寧王」がオビヤ浦洞窟で誕生した日本書紀の伝えがある。そばにある井戸は産湯に使ったと言い伝えられて来た。「生誕地は加唐島」という論文が2000年に韓国の史学雑誌「史学研究」に発表された。 懐妊していた神宮皇后が島で着帯の式をあげたとされる伝説がある。
- 名称:加唐島
- 住所:佐賀県唐津市鎮西町加唐島
参考文献
- 上田正昭(1980)『ゼミナール日本古代史 下』光文社
- 金富軾 (1980) 『三国史記 1』平凡社
- 金富軾 (1983) 『三国史記 2』平凡社
- 金富軾 (1986) 『三国史記 3』平凡社
- 金富軾 (1988) 『三国史記 4』平凡社
- 金富軾・井上秀雄 (訳) (1986)『三国史記〈3〉年表・志>』平凡社
- 金富軾・井上秀雄 (訳) (1988)『三国史記〈4〉列伝>』平凡社
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