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胴抜原A遺跡2024年01月24日 00:50

胴抜原A遺跡(どうぬきはらえーいせき)は新潟県中魚沼郡津南町に所在する旧石器時代の遺跡である。

概要

長野県境に近い段丘先端部の標高430mに位置する。調査区の北西部に、後期旧石器時代の石器が偏在して集中的に出土した。黒曜石、頁岩、凝灰岩を素材とする石器群がある。黒曜石を石材とするナイフ形石器・掻器の石刃石器が多数出土する。 多量の黒曜石の石器群中に、材質の異なる最大41㎝の大型の石刃と38cmの凝灰岩製の大型石刃が近接して出土した。凝灰岩製の石刃は大小約50が出土した。最小サイズは10cmであった。

年代

旧石器時代の草創期から晩期までの土器と有舌尖頭器が出土する。約2万3000年前の石器である。そのほか縄文時代の遺物が出土する。

調査

遺構

出土

  • 石刃
  • ナイフ形石器
  • 掻器
  • 彫器

アクセス等

  • 名称:胴抜原A遺跡
  • 所在地:新潟県中魚沼郡津南町上郷大井平
  • 交通:東日本旅客鉄道飯山線 足滝駅 から 2.1km

参考文献

  1. 津南町教育委員会(2015) 『津南町文化財調査報告書66:胴抜原A遺跡』津南町教育委員会