礫器 ― 2025年03月24日 00:27
礫器(れっき)は礫の一端に打撃を加え刃部を造り出した石器の総称である。 「礫石器」ともいう。
概要
180万年前~80万年前のアフリカ・サハラ砂漠では亜角礫・亜円礫の一端を粗く打ち欠いて刃部を作り出している。原形をあまり変えない程度で刃の加工を行う。 一方向から連続的に打撃を加えて、片刃に仕上げるチョッパーと裏表両側から交互剥離したチョッピングツールとに分類される。刃部の平面形状は直刃、凸刃、凹刃がある。
用途
あるものをたたき割る、あるいは物を切る、狩猟具・武器としての飛礫などとして使う。
出土例
- 礫器 川向東貝津遺跡、愛知県設楽町、旧石器時代
- 礫器 早水台遺跡、大分県速見郡日出町川崎、旧石器時代
参考文献
- 清水宗昭(2006)「九州における礫器の伝統と展開」史学論叢 36,pp.18-40
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