高槻市立今城塚古代歴史館 ― 2025年08月27日 00:42
高槻市立今城塚古代歴史館(たかつきしいましろづかこだいれきしかん)は今城塚古墳から出土した遺物を展示解説する博物館である。
概要
2011年(平成23年)4月に開館した古代を体感できる施設である。 今城塚古墳と今城塚古墳公園に隣接する歴史館である。三島古墳群の概要や今城塚古墳の発掘調査により判明した古墳づくりの工程を解説する。家、門、塀、大刀、盾、武人、巫女、力士、動物、儀仗形埴輪、円筒埴輪(太田茶臼山古墳出土)などの埴輪と大王石棺(復元)、大王甲冑(復元)、三角縁環状乳四神四獣鏡(レプリカ)、三角縁獣文帯四神四獣鏡(レプリカ)などの銅鏡、甕(庄内式土器、安満遺跡出土)を展示する。
展示
- 三島の古墳時代前史 旧石器時代から縄文・弥生時代を経て、王が登場するまで
- 三島と初期ヤマト王権
- 旧石器時代から縄文・弥生時代を経て、王の登場まで
- 古墳時代前期、大王の登場とヤマト王権との関わり
- 今城塚古墳の実像
- 巨大古墳の築造
- 巨大古墳の築造過程
- 大王の葬送儀礼
- 埴輪群と3基の復元石棺や副葬品から大王墓の葬送儀礼を再現する。
- 巨大古墳の築造
- 学芸員の部屋
- 古墳時代の終焉
- 終末期古墳が登場し、寺院が建立されて古墳は作られなくなる。
指定
アクセス等
- 名称:高槻市立今城塚古代歴史館
- 所在地:〒569-1136 大阪府高槻市郡家新町
- 休館日: 月曜日(祝日は開館)・祝日の翌平日、年末年始(12月28日~1月3日)
- 開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
- 入館料:無料(ただし、特別展は有料の場合あり)
- 交通:JR京都線「摂津富田駅」から高槻市バス「岡本バス停」下車 徒歩5分
参考文献
池上遺跡 (埼玉) ― 2025年08月27日 00:45
池上遺跡 (埼玉)(いけがみいせき)は埼玉県熊谷市にある弥生時代から古墳時代の遺跡である。複合遺跡「池守・池上遺跡」とも言われる。
概要
JR熊谷駅の北東約3.5㎞の地点にあり、荒川の分流である星川右岸の微高地の端部にある。荒川から北へ約3.3 ㎞、利根川から南へ約6㎞の距離にある。関東地方における、潅漑水稲耕作定着期の特徴が見られる。 池上遺跡は570,000 ㎡の面積で、熊谷市上之、下川上、池上地区にまたがる。弥生時代中期の環濠集落(竪穴式住居跡11 棟、貯蔵用土坑など)が確認され、水稲農耕集落の定着を証明した遺跡である。関東で確認されている環濠集落の中でも古い段階である。
発掘調査
昭和53、56年度に一般国道125号線建設事業に伴い、埼玉県立さきたま資料館(当時)が発掘調査を実施した。昭和53 年12 月~ 57 年4月の調査では、弥生時代中期の環濠集落(竪穴式住居跡11 棟、貯蔵用土坑など)が確認された。これらの遺構のうち、1号環濠及び5号住居跡から弥生時代中期中葉の遺物がまとまって出土した。昭和56年10 月から57 年3月までの調査では弥生時代中期の竪穴式住居跡が1軒、溝跡2条が検出された。土壌サンプルのプラントオパール分析により、水稲農耕の存在が再び証明された。 2018年12月19日から2020年3月27日の調査で、遺構は竪穴式住居跡1軒、掘立柱建物跡1軒、柵状遺構2列、方形周溝墓2基、河川跡3条、沼跡1箇所、溝跡56 条、土坑48 基、土器棺墓1基、円形状遺構1基、ピット167 基、性格不明遺構2基が検出された。形周溝は弥生中期(池上式期)2基である。方形周溝墓以外の墓制としては、弥生中期土器棺墓1 基が検出された。池上遺跡で多量の桃核が出土した。祭祀行為につながる可能性がある。
遺構
- 環濠集落
- 土坑
- 竪穴式住居跡
- 掘立柱建物跡
- 方形周溝墓
- 土器棺墓
- ピット
- 柵状遺構
- 河川跡
- 沼跡
- 溝跡
遺物
- 弥生土器
展示
- 熊谷デジタルミュージアム
所在地等
- 名称:池上遺跡
- 所在地:埼玉県熊谷市池上202-3
- 交通:JR熊谷駅から徒歩1時間(4.2km)
参考文献
- 埼玉県熊谷市教育委員会(2021)「池上遺跡・鶴卷遺跡」埼玉県熊谷市埋蔵文化財調査報告書 第40 集
- 埼玉県埋蔵文化財調査事業団(2002)「池上/諏訪木」
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