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黒姫山古墳2023年05月12日 17:07

黒姫山古墳(くろひめやまこふん)は大阪府堺市にある5世紀中葉の前方後円墳である。鉄製甲冑類の出土量として日本最多である。

概要

百舌鳥古墳群古市古墳群の中間にある全長114mの前方後円墳である。平地に立地し、前方部は西向きである。墳丘のまわりに幅15メートル前後の周濠がある。中世には、墳丘に大規模な盛り土がされていた。

調査

昭和22年に調査され墳丘に二重に円筒埴輪列が検出された。

規模

  • 形状 前方後円墳
  • 築成 前方部:2段、後円部:2段
  • 墳長 116m
  • 後円部 径66m 高11m
  • 前方部 幅67m 長63m 高11.6m
  • 造出:あり 北側にのみ付設

遺構

後円部の埋葬施設は盗掘により破壊されていた。 前方部に墳丘主軸に並行して副葬品埋葬用とみられる河原石積竪穴式石室がある。 石室は内法4.03m、東端幅0.75m、西端幅0.83m、高さ1.03m。

出土遺物

遺物は堺市立みはら歴史博物館で展示されている。

  • 鉄刀 14、
  • 鉄剣 10、
  • 鉄鉾 9
  • 長頸鏃:細身56
  • 横矧板鋲留 12
  • 三角板鋲留 11
  • 眉庇付冑:横矧板鋲留 3
  • 小札鋲留5、
  • 長方形小札 鋲留1
  • 横矧板鋲留 8
  • 肩甲 12
  • 草摺 4
  • 須恵器杯(身) 1
  • 滑石製紡錘車 1

アクセス

  • 名称:黒姫山古墳
  • 所在地: 〒587-0002  大阪府堺市美原区黒山302
  • 交通: 河内松原駅徒歩10分/近鉄南大阪線「河内松原駅」より近鉄バスに乗り換え「下黒山西」下車

参考文献

  1. 大塚初重(1996)『古墳事典』東京堂出版

ガヤノキ遺跡2023年05月12日 19:51

ガヤノキ遺跡(がやのきいせき)は長崎県対馬市峰町にある弥生時代から古墳時代にかけての遺跡である。現在は「下ガヤノキ遺跡」という。

概要

対馬市三根集落の中心部に位置しており、その存在は古くから知られていた。三根には弥生時代中期から後期にかけて墳墓遺跡が多く、当時の対馬の中心地と言われる。 遺跡は箱式石棺と積石塚からなる。出土遺物は金属器を中心として多彩であり、弥生時代から古墳時代にかけての対馬の墳墓の特徴がみられる。 時期は弥生時代の中期後半から古墳時代後期に及び、墳墓(6基)や埋納遺構(2基)の合計8遺構が確認されている。北部九州の弥生土器と、伽耶系の金海式土器(漢式土器)が共伴するのが対馬の特徴である。現在、長崎県立美術博物館に所蔵される広形銅戈は1927年(昭和2年)道路開発に伴い中広銅矛とともに発見された。

調査

  • 1932年(昭和7年)、中山平次郎氏による調査、
  • 1948年(昭和23年)、東亜考古学会による調査
  • 1994年(平成6年)、九州大学考古学研究室による調査

遺物

1994年(平成六年)丘陵の南麓で石棺が発掘された。

  • 弥生土器(甕)
  • 漢式土器
  • 前漢鏡
  • 鉄剣
  • 鉄刀
  • 鉄斧
  • 鍔(つば)形銅器・
  • 金銅釧(くしろ)・
  • 碧玉製の管玉・土器
  • 中広形銅矛・
  • 銅剣・
  • 石剣
  • 銅戈
  • 管玉
  • ガラス小玉・

アクセス等

  • 名称:ガヤノキ遺跡
  • 所在地:対馬市峰町三根ガヤノキ
  • 交通:

参考文献

石上神宮2023年05月12日 20:19

石上神宮(いそのかみじんぐう)は奈良県天理市にある神社である。

概要

日本最古の神社の一つとされる。物部氏の総氏神である。 崇神天皇7年、勅命により物部氏の祖 伊香色雄命が、石上布留高庭(現在地)に武甕雷神(たけみかづちのかみ)を祀り、石上大神と称えたのが創建とされる。日本書紀崇神7年8月に伊香色雄命を神班物者とする記事がある。物部の八十平瓮を祭神としたところ国内の疫病が収まったという。我が国の霊剣は草薙剣を除いて当宮に祀られることになっている。

祭神

  • 布都御魂大神:神剣「韴霊(ふつのみたま)」に宿る霊威を称え布都御魂大神という。佐土(さじ)布都神とも いい、神代に武甕雷神がおびていた霊剣であり、平国之剣(くにむけのたち)ともいわれる。天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)に宿る霊威を称えるとも言われる。天璽十種瑞宝は、饒速日命が天津神から授けられた十種の神宝をいう。

宝物

  • 七支刀
    • 国宝。古代の遺品で、社伝では「六叉鉾」 と称されていた。現在は刀身に記された銘文により「七支刀」と称する。『日本書紀』に百済から献上された「七枝刀」と考えられている。
  • 鉄盾
    • 重要文化財。神庫に「日の御盾」と称して収蔵されてきた伝世品で、2面ある。1面は東京国立博物館に委託されている。製作年代は、5世紀後半と推定される。
  • 色々威腹巻
    • 重要文化財。腹巻は行動性を重視した形式の甲で、当神宮のものは白・紫・紅・萌黄という鮮やかな色の糸でつづり合わせている。足利尊氏が奉納したものと伝えられる。奈良国立博物館に委託されている。
  • 硬玉勾玉
    • 重要文化財。濃緑または淡緑の翡翠を加工した勾玉で合計11個. 古墳時代前期の副葬品に見られる勾玉と類似する。
  • 碧玉管玉
    • 重要文化財。合計で293個。古墳時代前期。
  • 琴柱形石製品
    • 重要文化財。
  • 弧状管玉
    • 重要文化財。乳灰色の硬玉で作られた弦月状の管玉
  • 硬玉棗玉
    • 重要文化財。軟玉製で、合計で9個あり、紋様の有無・緑色の濃淡など多様。
  • 環頭大刀柄頭
    • 重要文化財。環形の装飾をした大刀の柄頭
  • 銅鏃
    • 重要文化財。古式の柳葉形のやじりで、長さは7.2cm、良質の白銅製。
  • 銅境
    • 重要文化財。草花文鏡と萩菊双雀鏡の2面。作されたのは平安時代後期と推定
  • 金銅垂飾品
    • 2個の環を直角に組み合わせてその上に小さな環をとりつけたもの。長さ4.6cm、
  • 金銅鐶
    • 重要文化財。銅製を鍍金したものが2個、銅製を鍍銀したものが1個の計3個。

建築

  • 拝殿
    • 国宝。拝殿としては現存最古。建築様式は鎌倉時代初期の建立。白河天皇が、当神宮の鎮魂祭のために、永保元年(1081年)に宮中の神嘉殿を寄進したとされる。入母屋造、檜皮葺。
  • 本殿
    • 明治43年から大正2年にかけて神剣「韴霊」を奉安するために本殿を建立する。
  • 楼門
    • 重要文化財。鎌倉時代末期、第96代後醍醐天皇、文保2年(1318年)に建立されたと伝わる。
  • 摂社 出雲建雄神社拝殿
    • 国宝。元は内山永久寺の鎮守の住吉社の拝殿を大正3年に現在地に移築。内山永久寺は鳥羽天皇の永久年間(1113~18)に創建された大寺院。
  • 神庫
    • 禁足地の南西の隅に建っている二戸前の校倉造の建物。現在の神庫は嘉永4年(1851)に再建されたもの。

アクセス等

  • 名称:石上神宮
  • 拝観料:無料
  • 拝観時間:御門内での参拝は日の出より日没まで
  • 所在地:〒632-0014 天理市布留町384
  • 交通:JR天理駅より天理市コミュニティバス「いちょう号」(東部線)下山田系統 「石上神宮前」バス停下車、徒歩10分

参考文献

国宝2023年05月12日 21:19

国宝(こくほう,National Treasures/National heritage)は日本国内にある建造物、美術工芸品、文書などの文化財のうち、世界文化から見て価値が高く、類まれな日本国民の宝として国が指定したものをいう。

概要

日本の制度

1950年以前は古社寺保存法および国宝保存法によって指定されていた(旧国宝)。1950年(昭和25年)8月施行の「文化財保護法」(昭和25年5月30日法律第214号)により規定されるのが現行の国宝(新国宝)である。 国宝は重要文化財の1種である。旧国宝はいったん重要文化財と見なし、その中からより価値の高い文化財を選んで、改めて国宝として指定した。

国宝の指定

(文化財保護法第27条1項により、文部科学大臣は、有形文化財のうち重要なものを重要文化財に指定することができる。さらに重要文化財のうち、世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるものを国宝に指定することができる(文化財保護法第27条2項)。国宝の指定は文化審議会の文化財分科会の審議・議決答申を受けて文部科学大臣が指定し(文化財保護法第153条)、官報に告示される(文化財保護法第28条)。

国宝の指定件数

2022年(令和4年)2月1日現在で国宝は1,130件である。 国宝指定の内訳

国宝の指定解除

国宝が「価値を失つた場合その他特殊の事由がある」ときは、国宝の指定を解除できることとされている(文化財保護法第29条第1項)。しかし国宝(新国宝)に指定された物件のうち、重要文化財に「格下げ」された例は1件もない。

修理勧告・命令

文化庁長官は、国宝がき損している場合、保存のため必要があると認めるときは、所有者又は管理団体に対し、修理に関して命令又は勧告ができる(文化財保護法第37条第1項)。勧告または命令によって修理を行うときは、全部又は一部を国庫負担とすることができる(文化財保護法第37条第3項)。命令に従わない時は、国が自ら修理を行い、又は滅失、き損若しくは盗難の防止の措置取ることが出来、修理又は措置をおこなう管理者を文化庁職員の中から任命する。

売却の申し出

国宝を含む重要文化財を有償で譲渡しようとする者は、譲渡の相手方、予定対価の額等書面で、文化庁長官に国に対する売渡しの申出をしなければならない。

輸出の禁止

法的には、国宝は重要文化財の一種である。保存や修繕に関する国の補助金は重要文化財と変わらない。国宝・重要文化財指定物件及び重要美術品等認定物件は,文化財保護法及び関係法令により,原則として海外への輸出(持ち出し)は禁止されている(文化竿保護法第44条)。

古美術品輸出鑑査証明

貴重な国民の財産である文化財が誤って海外に流出することを防ぐため,古美術品を海外に輸出しようとする際には,古美術品輸出鑑査証明を受ける。輸出鑑査証明の有効期間は一年である。

+海外の国宝制度

文化財の輸出規制はフランス、イタリア、中国、韓国などで規定があり、輸出を原則禁止している。その対象は,フランスは「国宝」及び歴史的記念物に指定された文化財,イタリアでは「文化的動産」や法律上特定された文化財,中国では「貴重な文化財等」である。いずれの国も例外規定として展覧会などの特別な目的に限って一時的な持ち出しを認めている。

韓国の国宝

大韓民国の文化遺産保護制度の一つ。大韓民国文化財保護法によって定められた文化財を指す。1962年に文化財保護法が制定され、1962年12月20日に116点の文化財が「大韓民国指定国宝」(대한민국의 국보)に指定された。その後、順次、新たな文化財が追加指定された。 朝鮮総督府において当時、朝鮮の文化財の中に保存する価値があると選定したものに、連続番号を付与し、朝鮮の宝物、古跡、名勝、天然記念物などを指定して管理を開始したことが始まりである。 指定番号1番はソウル崇礼門(ソウル崇禮門)である。

英国

英国のNational heritageは国家的に重要であるとして政府機関によって登録された遺産である文化財である。400のモニュメントや建造物が登録されている。ストーンヘンジのような考古学遺跡から、アイアンブリッジなどの産業遺産に至る広範囲にわたる建造物を扱っている。 National Treasuresは英国では、女優のJudi Denchやコメディアン・小説家のStephen Fryを指すようだ。英国にはNational Treasuresという題のTVドラマがあった。

フランス

歴史的記念物に関する法律

第14条【指定動産物】(抄) 1.本来の意味での動産(meubles)であれ,不動産定着物(immeubles par destination)であれ,動産物(objets mobiliers)は,その保存が歴史的,芸術的,科学的,又は技術的観点から見て公益性を有するならば,省令(arrêté ministériel)によって指定することができる。 第15条【指定手続】(抄) 1.動産物の指定は,その動産物が国家,県,市町村,又は公共施設に属する場合は文化担当の国務大臣(ministre d’Etat)の行政決定(arrêté)によってなされる。指定は関係者(intéressés)に通知される。

流通制限を受ける製品及び警察・憲兵・税関の業務補完性に関する法律

公共及びフランスの博物館のコレクションに属する財物、並びに歴史的、芸術的又は考古学的観点から国家遺産にとって重大な価値を有する他の財物同様に、記念物に関する法律又は古文書に関する法律を適用して登録された財物は、国宝と看做される。

シゲノダン遺跡2023年05月12日 21:28

シゲノダン遺跡(しげのだんいせき)は長崎県対馬市にある弥生時代中期から後期の遺跡である。

概要

佐保川西岸の舌状突端部、段畑状の狭小な平坦部に位置し、段畑の崖面に銅鉾の鋒部が露出していたことから発見された。当時国内では出土例がなかった朝鮮系の青銅器が発見され、遺物は国指定重要文化財となった。国立歴史民俗博物館の所蔵となっている。 1967年の発見により長崎県教育委員会の依頼で九州大学が調査したが、新たな遺物の発見はなかった。遺跡の性格は祭祀、儀礼と関わる品を埋納する祭祀施設である。

調査

畑の耕作中に偶然に発見した。

遺構

青銅器埋納遺構。板石(0.7m×0.3m)び下の窪みに中に銅矛(75cm)を中心にして多数の青銅器と鉄器を分けて埋納する。

出土

出土品は舶載青銅器、国産青銅器、鉄器が一括で出土した。中国産(貨泉)、朝鮮半島産(把頭金具、馬鐸、鰐形銅器)、国産(変形細形銅剣、中広銅矛、鉄製品)の祭祀具がみられる。

遺物

銅製の把頭類をはじめ鞘先、鐔、馬鐸など朝鮮半島からの将来品や、銅剣、銅矛など儀器化された青銅器類と鉄剣、釶などの実用的な鉄製品の組合わせが特徴である。

  • 中広銅矛
  • 鉄剣 5
  • 鉄矛
  • 鉄鏃 3
  • 双獣付十字形把頭金具
  • 粟粒文十字形把頭金具
  • 異型細形銅剣
  • 銅製鍔金具
  • 銅製鞘先金具2
  • 舌付き馬鐸
  • 貨泉(銭貨、天鳳元年)14
  • 2
  • 鍔形銅器
  • 矛状鉄器
  • 刀子
  • 鉤状鉄器
  • 鉄製釣針

指定

  • 1980年6月6日(昭和55.06.06) 重要文化財 対馬シゲノダン遺跡出土品

アクセス等

  • 名称: シゲノダン遺跡
  • 所在地:長崎県対馬市(旧:下県郡豊玉村)豊玉町佐保シゲノダン328
  • 交通:

参考文献

  1. 長崎県教育委員会(1969)『対馬-シゲノダン・唐崎の青銅器を出土した遺跡の調査報告-』

国立歴史民俗博物館2023年05月12日 22:02

国立歴史民俗博物館(こくりつれきしみんぞくはくぶつかん,National Museum of Japanese History)は千葉県佐倉市にある歴史学・考古学・民俗学の調査研究と資料公開展示を行う博物館である。1983年(昭和58年)に開館した。

概要

展示総件数は約9000件、収蔵資料件数は約220,000件。常設展示は日本列島に人類が暮らし始めた数万年前の日本の歴史と文化から、1970年代までが展示される。 建設地は江戸時代に佐倉藩の藩庁が置かれており、明治時代には陸軍佐倉連隊の施設があった。

展示

  • 第1展示室 先史・古代
    • 最終氷期、
    • 縄文時代、
    • 弥生時代、
    • 倭の登場、
    • 古代国家
  • 第2展示室 中世 
    • 王朝文化、
    • 東国と西国(12~15世紀)、
    • 大名と一揆(15~16世紀)
    • 民衆の生活と文化(14~16世紀)
    • 大航海時代のなかの日本(15~17世紀)
    • 印刷文化(8~17世紀)
  • 第3展示室 近世
    • 国際社会のなかの近世日本
    • 都市の時代
    • ひとともののながれ
    • 村からみえる『近代』
    • 絵図・地図にみる近世
  • 第4展示室 民俗
  • 第5展示室 近代
    • 文明開化
    • 産業と開拓
    • 都市の大衆の時代
  • 第6展示室 現代

主な収蔵品

国宝

  • 額田寺伽藍並条里図:額田寺伽藍並条里図  【国宝】
  • 後宇多院宸記(文保三年具注暦)自筆本:後宇多院宸記(文保三年具注暦)自筆本 【国宝】
  • 宋版漢書(慶元刊本)61冊:宋版漢書(慶元刊本)61冊【国宝】
  • 宋版後漢書(慶元刊本):宋版後漢書(慶元刊本) 60冊 【国宝】
  • 宋版史記(黄善夫刊本):宋版史記(黄善夫刊本)90冊 【国宝】

重要文化財

  • 洛中洛外図屏風 16世紀:洛中洛外図屏風 16世紀  歴博甲本
  • 木造地藏菩薩立像:木造地藏菩薩立像
  • 色々威腹巻大袖付:色々威腹巻大袖付
  • 黒韋威肩白腹巻大袖付:黒韋威肩白腹巻大袖付
  • 太刀無銘伝国行:太刀無銘伝国行
  • 白繻子地紅梅文様描絵小袖 酒井抱一画:白繻子地紅梅文様描絵小袖 酒井抱一画
  • 黒綸子地桐唐草入大葉文様小袖:黒綸子地桐唐草入大葉文様小袖
  • 黒紅綸子地菊水文様小袖:黒紅綸子地菊水文様小袖
  • 絹本著色宗祇像三条西実隆賛:絹本著色宗祇像三条西実隆賛
  • 紙本白描隆房卿艶詞絵巻:紙本白描隆房卿艶詞絵巻
  • 紙本著色醍醐花見図六曲屏風:紙本著色醍醐花見図六曲屏風
  • 紙本著色前九年合戦絵詞:紙本著色前九年合戦絵詞
  • 紙本著色結城合戦絵詞:紙本著色結城合戦絵詞
  • 絹本著色足利義輝像:絹本著色足利義輝像
  • 紙本金地著色洛中洛外図六曲屏風:紙本金地著色洛中洛外図六曲屏風
  • 千五百番歌合:千五百番歌合
  • 扶桑略記巻第四:扶桑略記巻第四
  • 周易自巻第一(巻第二・第六補写)至巻第六:周易自巻第一(巻第二・第六補写)至巻第六
  • 白氏文集巻第八、第十四(金沢文庫本)第三十五、第四十九:白氏文集巻第八、第十四(金沢文庫本)第三十五、第四十九
  • 白氏後集巻第五十九(金沢文庫):白氏後集巻第五十九(金沢文庫)
  • 李嶠雑詠百廿首上下:李嶠雑詠百廿首上下
  • 文集:文集
  • 醍醐雑事記巻第一残巻:醍醐雑事記巻第一残巻
  • 本朝世紀自康保四年五月二十七日/至安和元年五月十六日:本朝世紀自康保四年五月二十七日/至安和元年五月十六日
  • 後拾遺和歌抄:後拾遺和歌抄
  • 続詞花和歌集:続詞花和歌集
  • 臣軌下巻:臣軌下巻
  • 大和物語:大和物語
  • 延喜式巻第五十:延喜式巻第五十
  • 万葉集巻第十一:万葉集巻第十一
  • 源氏物語(若紫、絵合、行幸、柏木、鈴虫、総角残巻):源氏物語(若紫、絵合、行幸、柏木、鈴虫、総角残巻)
  • 奥義抄巻上:奥義抄巻上
  • 宋版致堂先生読史管見(金沢文庫本)淳熙九年刊本:宋版致堂先生読史管見(金沢文庫本)淳熙九年刊本
  • 宋版春秋経伝集解:宋版春秋経伝集解
  • 宋版五橙会元(普門院本):宋版五橙会元(普門院本)
  • 大織冠伝:大織冠伝
  • 春日若宮神主祐茂百首和歌:春日若宮神主祐茂百首和歌
  • 江都督納言願文集巻第三、第六残闕:江都督納言願文集巻第三、第六残闕
  • 宋版備急千金要方(金沢文庫本):宋版備急千金要方(金沢文庫本)
  • 律巻第三(衛禁・職制律):律巻第三(衛禁・職制律)
  • 令義解巻第一(官位令):令義解巻第一(官位令)
  • 千載佳句:千載佳句
  • 新古今和歌集上下:新古今和歌集上下
  • 伊勢物語(伝為氏筆本):伊勢物語(伝為氏筆本)
  • 伏見天皇宸翰御歌集春部百首、秋部九十九首(広沢切本):伏見天皇宸翰御歌集春部百首、秋部九十九首(広沢切本)
  • 伏見天皇宸翰源氏物語抜書
  • 詞花和歌集後奈良天皇宸翰
  • 伏見天皇宸翰後撰和歌集巻第四残巻(筑後切)
  • 伏見天皇宸翰和漢朗詠集巻下残巻(料紙打曇紙)
  • 白氏文集新楽府上残巻(小野道風本)伝伏見天皇臨模
  • 後柏原天皇宸翰著到和歌(有栖川宮伝来)
  • 紫紙金字華厳経巻第六十三
  • 弁宮補任
  • 袖中抄
  • 別聚符宣抄
  • 寛平御遺誡
  • 愚昧記承安二年春/自筆本
  • 高山寺文書(聖教紙背)三十五通(六曲屏風貼付)
  • 中右記部類巻第七
  • 中右記部類巻第十九
  • 越前島津家文書(六十通)
  • 民経記自筆本
  • 勘仲記自筆本
  • 紙本墨書後醍醐院宸翰御消息
  • 紙本墨書起請文
  • 紙本墨書官宣旨
  • 紙本墨書栄山寺々領文書
  • 紙本墨書大安寺資材帳天平十九年二月とあり
  • 紙本墨書後光厳院宸翰御消息
  • 平宗盛筆消息仁安二年九月十八日/右兵衛督宛
  • 大江広元筆消息元暦元年五月十八日/文覚御房宛
  • 都玉記(建久九年・建暦二年大嘗会事)
  • 紙本墨書神代系図
  • 紙本墨書帝系図
  • 春記自長暦二年八月十七日/至同年十月廿九日
  • 大理秘記(第一巻)竹林院左府記、吉続記/(第二巻)吉田内府記(乾元元年十二月)
  • 大神宮法楽寺寺領文書紛失記康永三年八月日
  • 阿不幾乃山陵記(方便智院本)
  • 伯家記録
  • 大久保利通関係資料
  • 銅印印文「山邊郡印」
  • 梵鐘/宝亀五年二月十二日在銘/千葉県成田市八代椎木出土
  • 対馬シゲノダン遺跡出土品
  • 肥後マロ塚古墳出土品
  • 鹿児島県広田遺跡出土貝製品

その他

  • 洛中洛外図屏風(歴博D本):洛中洛外図屏風(歴博D本)
  • 職人歌合絵巻(高松宮家本):職人歌合絵巻(高松宮家本)
  • 職人風俗絵巻:職人風俗絵巻
  • 百鬼夜行絵巻:百鬼夜行絵巻
  • 江戸図屏風:江戸図屏風
  • 京都一覧図 [元治元年(1864):京都一覧図 [元治元年(1864)]
  • 中国画像石拓本コレクション:中国画像石拓本コレクション
  • 古地図コレクション:古地図コレクション

施設

  • 敷地面積:129,580.00m2
  • 建築面積:12,497.00m2
  • 構造:SRC造、地下2階、地上5階
  • 博物館建築設計:芦原建築設計研究所

アクセス等

  • 正式名称:大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
  • 開館時間 :3月~9月 9:30~17:00/10月~2月 9:30~16:30
  • 入館料  :一般 600円、大学生 250円
  • 休館日 : 毎週月曜日
  • 所在地 :〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
  • 交通 :京成電鉄 京成佐倉駅下車、徒歩約15分 /バス約5分 (南口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車)
  • 特記事項:

堺市立みはら歴史博物館2023年05月12日 23:13

''堺市立みはら歴史博物館(さかいしりつみはられきしはくぶつかん)は大阪府堺市にある「河内鋳物師」と「黒姫山古墳」を、メインテーマとした歴史系博物館である。

概要

2003年(平成15年)3月30日に旧美原町立みはら歴史博物館として開館した。美原町は2005年2月1日に隣の堺市に編入合併され、堺市立みはら歴史博物館となった。中世・鎌倉時代には、河内鋳物師(かわちいもじ)と呼ばれる鋳造技術者集団が、東大寺再興や鎌倉大仏の鋳造などで活躍し、全国の鋳物師発祥の地として知られる。河内鋳物師はその高い技術を評価され、堺に移り住み、鉄砲を製造するようになった。

展示

黒姫山古墳

  • 冑 24個
  • 三角板鋲留短甲
  • 横矧板鋲留短甲
  • 襟付短甲
  • 眉庇付冑 13個
  • 鉄刀14本
  • 鉄剣 約10本(以上)
  • 鉄鏃 56本
  • 鉄刀子5本
  • 鉄鉾ほこ9本
  • 衝角付冑
  • 円筒埴輪
  • 蓋形埴輪

河内鋳物師

  • 旧新楽寺梵鐘 大工 丹治国則作

アクセス等

  • 名称: 堺市立みはら歴史博物館
  • 観覧料:常設展:200円
  • 休館日:月曜日(祝日のときは開館し火曜日休館)、祝日の翌日(土曜・日曜日、祝日のときは開館)
  • 開館時間:午前9時から午後5時15分(ホールの利用が有る場合は、午後9時まで) 
  • 所在地:〒587-0002  大阪府堺市美原区黒山281
  • 交通: 近鉄南大阪線河内松原駅から近鉄バス余部(あまべ)行き・「大保(だいほ)」下車徒歩すぐ

参考文献