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流雲文2023年10月19日 19:02

流雲文(りゅううんもん)はゆっくりと空にたなびく雲を文様化したものである。 「飛雲文」ともいう。

概要

中国では雲のかたちや色で吉兆を占っていた。日本に伝わり、雲が文様として描かれた。 銅鏡、画像石また他の器物の縁飾として盛んに使用された。 流れるような曲線が連続進行し、規則的に展開していく文様である。

出土例

  • 流雲文 - 変形方格規矩鏡、奈良県奈良市、佐紀陵山古墳、4世紀末から5世紀前半
  • 流雲文 - 冠、宮地嶽古墳、福岡県福津市、7世紀前半

参考文献

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