室津 ― 2023年10月20日 08:03
室津(むろつ)は播磨灘に面する兵庫県揖保郡御津町の地名。 室。室の津。室の泊り。室津の泊りともいう。
概要
奈良時代は播磨古代五泊の一つに数えられる要港であった。 古くは室原、檉生(むろう)という。『播磨国風土記』に室原の泊とあり、地名の起源説話がみえる。中世以降は、瀬戸内海航路の寄港地として栄えた。
万葉集
- 作者不詳、万葉集巻12
- 室の浦の湍門の崎なる鳴島の磯越す波に濡れにけるかも
- (大意)室の浦の 瀬戸の崎にある 鳴島の 磯を越す波に濡れてしまった。
日本書紀
参考文献
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2023/10/20/9626847/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。