Bing

凹線文2023年12月20日 17:26

凹線文(おうせんもん)は弥生時代に縦断面が凹弧状になる溝が平行する直線文の土器である。

概要

濡れた布・皮などを折り曲げて、回転させたる土器の表面に当てて複数の直線文を描く。 凹線と凹線との間をなでつけて、縦断面が波状となるものや、撫でずに突線状のままになる例がある。 畿内・山陽の弥生Ⅲ式の土器に出現した。Ⅳ期では広く西日本に広まった。 壺・甕・鉢などの口縁部・頸部や高坏の口縁や脚部に多い。

事例

  • 凹線文土器 - 東雲神社遺跡、愛媛県松山市 、壺型土器、高坏形土器、-
  • 凹線文土器 - 井口遺跡、浅鉢土器、深鉢土器、縄文時代
  • 凹線文土器 - 後中尾遺跡、島根県倉吉市、甕口縁に凹線、弥生時代
  • 凹線文土器 - 藤原遺跡、岐阜県高山市、甕、竹管状の工具による凹線文、縄文時代

参考文献

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ancient-history.asablo.jp/blog/2023/12/20/9644233/tb