伊都国歴史博物館 ― 2023年05月30日 13:15
伊都国歴史博物館は岡県糸島市内の遺跡等から出土した、数多くの文化財を収蔵・展示している歴史博物館である。
概要
平成18年6月に国宝に指定された国史跡平原遺跡出土品を含む。新館3階「王墓の部屋」(国宝)展示室は青銅鏡40面・鉄刀・瑪瑙管玉・ピアス、「三雲南小路遺跡」出土の甕棺・木棺外壁に張られた飾り金具・璧など。平原王墓から出土した内行花文鏡は国内最大。
- 名称 伊都国歴史博物館
- 休館日:毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日が休館)
- 利用時間:9時から17時
- 入館料:大人220円(110円)、高校生110円(50円)
- 所在地:福岡県糸島市井原916
- 交通:JR筑肥線「筑前前原駅(北口)」から井原山線「伊都国歴史博物館バス停」下車、徒歩約5分
海の道むなかた館 ― 2023年05月30日 13:16
海の道むなかた館(うみのみちむなかたかん)は福岡県宗像市にある、世界遺産「沖ノ島」宗像と関連遺産群のガイダンス施設である。
概要
平成22年(2010年)7月に宗像市郷土文化学習交流施設基本構想・基本計画を策定し、平成24年4月28日に開館した。館長は西谷正氏である。世界遺産解説コーナーと常設展示室がある。世界遺産解説コーナーでは世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群を解説する。展示構成は【ヒトの来た道】、【稲作が渡った道】、【最先端技術が渡った道】、【半島・大陸との交流の道】、【拡大する海外交流の道】、【街道と海女の道】。 常設展示室は市内の遺跡から見つかった貴重な出土品や資料を年代ごとに展示する。平成31年3月には、入館者数が100万人を突破した。
施設概要
- 名称:海の道むなかた館
- 場所:811-3504 福岡県宗像市深田588番地
- 入館料:無料(特別展示等の場合は、有料となることがあります。
- 定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日から翌年1月3日
- 開館時間:9時から18時まで
- 交通:JR東郷駅前バス停より宗像大社経由・神湊波止場または光陽台6丁目行きバス(約20分)宗像大社前下車
宮崎県立西都原考古博物館 ― 2023年05月30日 13:17
''宮崎県立西都原考古博物館'(さいとばるこふんぐん)は宮崎県西都市に所在する考古系の歴史博物館である。
概要
西都原考古博物館は、西都原古墳群の考古資料を収蔵・保管・展示するほか、他の時代の様々な考古学系テーマを扱い、公開する。2004年(平成16年)4月17日に開館した。
展示室
「常設展示」という概念を無くし、常に新しい情報を展示・提供するコンセプトである。
- 展示ガイダンス
- 姶良カルデラの爆発 ~南九州の地勢
- 東アジアの中の南九州
- 内陸部と平野部~二極化の予兆
- 水稲耕作の拡大と定着
- 列島の古墳時代
- 古墳時代全体をとらえるには、古墳の分布や形態の変遷だけはなく、内外の政治状況を列島からさらに東アジアレベルで考えていく必要がある。
- 男狭穂塚古墳・女狭穂塚古墳模型
- 南九州の古墳文化の頂点であり、西都原古墳群の中心的存在である。
- 地下式横穴墓~重ならない玄室
- 古墳時代の南九州のみに分布する特異な墓制である地下式横穴墓
- 4号地下式横穴墓
- 西都原4号地下式横穴墓の原寸大模型
- 隼人の世界
- 律令国家の枠組み強化の中で反乱を起こした辺境の民、隼人。服属後、宮廷の警備を担わされたとされる。
- 考古学の世界
- 大型の地形模型が西都原古墳群の立地と古墳の分布状況の理解をうながす。
- 西都原古墳群は何故成立したのか、何故九州最大の古墳が存在するのか、地下式横穴墓と混在しているのは何故か。
- 付属施設
- 西都原111号墳・4号地下式横穴墓保存見学施設
アクセス等
- 名称:宮崎県立西都原考古博物館
- 所在地:〒881-0005 宮崎県西都市大字三宅字西都原西5670番
- 交通: 宮崎駅より「西都バスセンター」行き乗車 約70分、「西都バスセンター」からタクシー10分/宮交シティより「西都バスセンター(西都原考古博物館前経由)」行き乗車(約70分)。「西都原考古博物館前」下車
- 開館時間:午前9時30分から午後5時30分まで(展示室への入室は午後5時まで)
- 休館日:月曜日(国民の祝日と重なる時は翌日)、祝日の翌日、年末年始
- 入場料:無料
参考文献
- 肥後和男・竹石健二(1973)「日本古墳100選」秋田書店
- 大塚初重(1996)『古墳辞典』東京堂出版
壱岐市立一支国博物館 ― 2023年05月30日 13:18
壱岐市立一支国博物館(いきしりついきこくはくぶつかん,Iki City Ikikoku Museum)は、長崎県壱岐市にある歴史系博物館である。
概要
「魏志倭人伝」の一支国の王都とされる原の辻遺跡や壱岐島内遺跡の資料や出土品を収蔵展示する。 2010年(平成22年)3月14日開館。
- 名称:壱岐市立一支国博物館
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
- 利用時間:午前8時45分~午後5時30分 (最終入館 午後5時)
- 入館料:一般410円、高校生310円、小中学生210円
- 所在地:〒811-5322 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1
- 交通: 芦辺港から車で約20分
展示
- 瓦質土器(がしつどき)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】 朝鮮半島の国で製作されていた土器
- 権(けん)【日本最古】〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 貨泉(かせん)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 車馬具(しゃばぐ) 【日本最古】〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 三翼鏃(さんよくぞく) 【日本最古】〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- とんぼ玉【日本最古】〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 双六古墳出土品(古墳時代)
- 金銅製単鳳環頭大刀柄頭〔たんほうかんとうたちつかがしら〕【国指定重要文化財】〔古墳時代〕
- 鉄鎚(かなづち)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 銅鏃(どうぞく) 【日本最多】〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- ト骨(ぼっこつ)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 人面石(じんめんせき) 【日本唯一】〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 捕鯨線刻土器〔壺〕(ほげいせんこくどき〔つぼ〕)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 竜線刻土器〔壺〕(りゅうせんこくどき〔つぼ〕)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
- 笹塚古墳出土品(古墳時代)
- 金銅製杏葉〔ぎょうよう〕【国指定重要文化財】〔古墳時代〕
- 金銅製辻金具(つじかなぐ)と【国指定重要文化財】〔古墳時代〕
- 雲珠(うず)【国指定重要文化財】〔古墳時代〕
- 金銅製轡(くつわ)【国指定重要文化財】〔古墳時代〕
- 金銅製亀形飾金具(かめがたかざりかなぐ)【国指定重要文化財】〔古墳時代〕
- 高麗版大般若経〔初彫本〕【国指定重要文化財】〔中世〕
- 石造弥勒如来坐像〔複製〕【実物は国指定重要文化財】〔古代平安時代末期〕
- 朝鮮系無文土器(ちょうせんけいむもんどき)〔弥生時代〕 【国指定重要文化財】
吉野ヶ里遺跡展示室 ― 2023年05月30日 13:31
吉野ヶ里遺跡展示室(よしのがりいせきてんじしつ)は吉野ケ里歴史公園の環壕集落ゾーン南内郭横にある展示室である。
概要
墳丘墓から見つかった大『かめ棺』ガラス製の管玉、 把頭飾付有柄細形銅剣など、吉野ケ里から出土した土器・南海製の腕輪・最古の頭髪・絹製品等が展示される。展示品は100点以上。
アクセス等
- 名称:吉野ヶ里遺跡展示室
- 開館時間:9~17時(6~8月は~18時)
- 休館日:無休(1月の第3月曜とその翌日は休業)
- 所在地:〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町 田手2403−1
- 観覧料:入園大人460円、小・中学生無料、65歳以上200円
- 交通: 公共交通:JR吉野ケ里公園駅→徒歩15分
参考文献
堺市博物館 ― 2023年05月30日 14:22
堺市博物館(さかいしはくぶつかん)は堺市の歴史・美術・考古・民俗に関する資料を収集・保存・展示する博物館である。
概要
1980年の市制90周年記念事業として、大仙公園内に建てられた。1980年(昭和55年)10月23日、堺市博物館開館記念式典を挙行した。初代館長に岡本良一が就任した。
展示
- 常設展「百舌鳥古墳群と堺の歴史・文化」
- 仁徳天皇陵石室石棺図
- 仁徳天皇陵甲冑図
- 仁徳天皇陵出土埴輪
- いたすけ古墳出土衝角付冑形埴輪
- (以上複製)
- 大塚山古墳出土鉄製品
- 陵南赤山古墳出土埴輪
- 百舌鳥古墳群内の集落出土資料
- 仁徳天皇陵古墳出土須恵器 甕
- 御廟山古墳出土家形埴輪・囲形埴輪
- 大阪府陶邑窯跡群出土品(須恵器)[重要文化財]
アクセス等
- 名称:堺市博物館
- 開館時間:9:30~17:15(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(祝・休日の場合は開館)
- 所在地:〒 590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁、大仙公園内
- 観覧料:個人:大人200円、高大生100円、小中生50円
- 交通:JR阪和線「百舌鳥駅」より徒歩6分
参考文献
唐古・鍵考古学ミュージアム ― 2023年05月30日 23:08
唐古・鍵考古学ミュージアム(からこかぎこうこがくみゅじあむ、Karako-Kagi Archaeological Museum)はで奈良県磯城郡田原本町にある唐古・鍵遺跡の考古資料を展示する博物館である。
概要
弥生時代の日本最大の環濠集落である唐古・鍵遺跡の考古資料を中心に展示する。唐古・鍵遺跡から出土した豊富な実物資料をもとに、約2,000年前の弥生時代の生活文化を知ることができる。2004年11月24日、田原本青垣生涯学習センター内にオープンした。末永雅雄博士らによる、唐古池の発掘調査(第1次調査)は、弥生集落の様相が初めて明らかとなり、その後の弥生時代研究の確固たる基礎を築いた。遺跡面積の約42ヘクタールは近畿地方最大である。直径約400mの範囲が居住区で、その周りに幾重にも「環濠」が巡っている。 遺跡は弥生時代前期(約2,300年前)に成立し、古墳時代前期(1,700年前)までの約600年間続いた。
展示
- 第1室 「唐古・鍵の弥生世界」
- 弥生時代の生活文化を学ぶ。部屋の中央に、唐古・鍵ムラの最盛期の1/1,000の模型があり、現在とは全く異なる2,000年前の奈良盆地の風景が拡がる。部屋周囲のケースでは、弥生の食・くらし・まつり・交流に関わる遺物を展示する。
- 第2室 「弥生の美・形・技」
- 「弥生時代の美・造形・技」をテーマに、唐古・鍵の人々が土・石・木・金属という素材を元にした、さまざまなものづくりの中の逸品を並べる。中央の独立ケースには、楼閣絵画や鶏頭形土製品、ヒスイ大形勾玉など日本の弥生を代表する遺物を展示する。
- 第3室 「唐古・鍵の周辺遺跡と唐古・鍵弥生集落、その後」
- 唐古・鍵遺跡周辺に展開したお墓や衛星集落、特徴的な絵画土器などを展示する。唐古・鍵ムラと初期ヤマト政権誕生に関わる桜井市纒向遺跡との関係にも触れる。
アクセス等
- 名称:唐古・鍵考古学ミュージアム
- 開館時間:9:00~17:00 入館は16:30まで
- 休館日:月曜日、年末年始 月曜日が祝日の場合は開館し、次の平日が休館
- 所在地:〒636-0247 奈良県磯城郡田原本町阪手233-1 田原本青垣生涯学習センター2
- 観覧料:一般 200円、高・大学生 100円、中学生以下は無料
- 交通:近鉄橿原線「田原本」駅から徒歩20分
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