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一宮市博物館2026年07月23日 00:05

一宮市博物館/筆者撮影

一宮市博物館(いちのみやしはくぶつかん)は愛知県一宮市が設置・運営する歴史系博物館であり、一宮市の自然・歴史・民俗・産業・信仰を総合的に紹介する博物館である。

概要

1987年(昭和62年)11月に開館した。建築設計は内井昭蔵建築設計事務所である。繊維産業で栄えた愛知県一宮の歴史や文化を「歴史絵巻」「自然」「人と暮らし」「祈り」の4テーマで展示する。木曽川流域で育まれた自然環境や歴史、繊維産業などをテーマとして展示する。一宮市の歴史、文化遺産などに関する市民の理解と認識を深めるとともに、教育、学術及び文化の発展に寄与することを目的としている。

「歴史絵巻」では縄文時代の土器棺墓から近代の織機までを展示する。「自然」では地域のシンボルである「木曽川」がもたらした地形の成り立ちと、その自然環境に適応して営まれてきた農業の歴史を展示する。「人と暮らし」では、江戸時代を中心にこの地域で生きた人々の生活、交通、産業に焦点を当てた展示となる。

江戸時代には美濃路をはじめとする街道が通り、当時どのような物資が流通していたかを理解できる。一宮の代表産業である「織物(繊維産業)」のルーツや、農具や生活用品を製作した鍛冶など、職人たちの技術や手工業の発展を展示する。「祈り」では弥生時代の赤彩土器や銅鐸、水辺の祭祀に関わる出土品を展示し、古代の信仰や祭祀について紹介する。展示ホールの吹き抜け中央に、一宮市を代表する真清田神社や妙興寺の姿を再現した復元模型が設置されている。

展示リニューアル

2008年から常設展示のリニューアル計画が進められ、プロポーザル方式により株式会社丹青社が設計を担当した。2015年にリニューアルが完了し、常設展示を重点化するとともに展示替えに対応できる空間や収蔵品ギャラリーを整備した。また、一宮市と他地域との交流や比較という視点を取り入れ、一宮市の地域的特色がより理解しやすい展示構成となった。

常設展示

展示室1 いちのみや歴史絵巻

縄文時代

  • 石鏃 縄文時代、【管理番号】21937
  • 縄文土器:浅鉢、【管理番号】22060
  • 石鏃 弥生時代、【管理番号】22925
  • 縄文土器:注口土器 縄文時代、【管理番号】24376

弥生時代

  • 弥生土器:丹塗壺 弥生時代、【管理番号】18915
  • 弥生土器:高杯 弥生時代、【管理番号】18925
  • 弥生土器:長頸壺、弥生時代、【管理番号】22803
  • 弥生土器:台付まり、弥生時代、【管理番号】22806
  • 弥生土器:器台、弥生時代、【管理番号】22808
  • 弥生土器:丸窓付台付壺、弥生時代、【管理番号】22854
  • 弥生土器:器台、弥生時代、【管理番号】24300
  • 弥生土器:壺底部(籾痕)、弥生時代、【管理番号】19770
  • 弥生土器:手焙り型土器、弥生時代、【管理番号】24375

古墳時代

  • 土師器:壺、古墳時代、【管理番号】19817
  • 須恵器 平瓶、古墳時代、【管理番号】18396
  • 須恵器:有蓋高杯、古墳時代、【管理番号】19707
  • 滑石製紡錘車 古墳時代、【管理番号】21224
  • 土師器:S字台付甕、古墳時代、【管理番号】21248
  • 匂玉 古墳時代、【管理番号】21893
  • 石棺 古墳時代、【管理番号】24022
  • 須恵器:はそう 古墳時代、【管理番号】24035
  • 須恵器:細頸瓶 古墳時代、【管理番号】24058
  • 馬具のしおで金具 古墳時代、【管理番号】24142
  • 馬具の鉄環 古墳時代、【管理番号】24143
  • 方格規矩四神鏡 古墳時代、【管理番号】24374

展示室2-1 自然と暮らす

展示室2-2 人と暮らし

展示室2-3 祈りと文化

  • 弥生時代の土器や銅鐸など祭祀に関わる出土品、市内の寺社の宝物など

企画展

いちのみやの文化財

  • 令和5年(2023)に愛知県登録文化財となった妙興寺所蔵の木造弁才天坐像、木造南無仏太子立像をはじめとした一宮市内の指定文化財、登録文化財を中心に紹介する。
  • 2024年10月5日(土)~11月17日(日)
  • 織田信長朱印状
  • 木造弁才天坐像
  • 木造地蔵菩薩立像
  • 木造南無仏太子立像

指定

アクセス等

  • 名称:一宮市博物館
  • 所在地:〒491-0922 愛知県一宮市大和町妙興寺2390
  • 休館日: 毎週月曜日(ただし、休日に当たる場合は翌日を休館)、休日の翌日
  • 開館時間:午前9時30分から午後5時(なお入館は午後4時30分まで)
  • 入館料: 一般 300円 (2025年時点)
  • 交通:名鉄名古屋本線「妙興寺」駅下車南口より徒歩7分

参考文献

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